怒らない方法を書いた本があるらしい。良い本なのだろうが、私は読んだことがない。怒らないノウハウの全てを10秒で言えるからだ。その背景を説明するなら本も書けると思うが、そんなものを読むと、かえって混乱する。
NLP(神経言語プログラミング)という精神療法の創始者であるリチャード・バンドラーは、NLPは儲からないと言う。なぜなら、時間をかけて治すということが出来ないからだ。NLPでは、一瞬でしか治せないのである。治療というのは、長期に渡って行ってこそ儲かるのである。その結果、治るかどうかは、金儲けが目的の治療者には何の関係もないばかりか、むしろ、永遠に治らなければ、永遠に金が取れるのである。私は、病院経営の名人を実際に知っているが、病院経営のコツもそこにある。1つには、病院をソーシャルクラブ化するのだ。病院のロビーで、「あれ、○○さん、今日は来てないねえ。調子でも悪いのかねえ」と言うようにしてしまうのだ。
もしNLPの治療を受けるなら、一瞬で治してもらえることを前提にしていただきたい。それで治らないなら、時間をかけても治らないということだ。
NLPの技術説明なら、小難しいので本にするしかないが、怒らない技術は、簡単でないといけないので、本にしないノウハウの方に価値があることはご理解いただけると思う。

私が教える怒らない方法は3つである。

・いつも空腹でいろ
・眠りを減らせ
・出来る限り微(かす)かな呼吸をしろ

である。
空腹だとイライラするという人もいるかもしれないが、それは単に習慣である。
最近出版された、人気小説の「涼宮ハルヒ」シリーズの最新巻「涼宮ハルヒの驚愕」の前編で、佐々木という女子高校生が、「僕は2年に一度くらいしか怒らない」と言っていたのが面白い(彼女は自分を「僕」と言う)。
この言葉を私流に翻訳するなら、「心の故障が2年に1回くらいしか起こらない」ということだ。怒りというのは異常であり、普段、メンテナンスをしている限り滅多に発生しない。彼女は、女子高生には珍しく、外見のケアより心のケアに気を使っているのだろう。外見はケアするまでもない美少女だが、色気は全くないタイプとして描かれているところも的を得ている。
心のメンテナンスとは、心の中にガラクタを溜めないことだ。
心にガラクタを引っ張り込むのは自我だ。上の3つの方法は、全て自我をおとなしくさせる。よって、ガラクタが増えにくい。
後は、既に溜まってしまったガラクタを捨てれば完璧である。佐々木という、女を感じさせない美少女は、ガラクタを捨て続けているのである。お話の中で、超常的な方法で彼女の心の中に潜入する場面が、その前の巻である「涼宮ハルヒの分裂」の中にあるのも、何とも出来過ぎという感じがする。「涼宮ハルヒの驚愕」は初版だけで51万部以上発行されたらしい。既に800万部売れているというが、それは、世間的幻想という部分もあるのだろうが、何らかの天命もあるのかもしれない。
下記の一番最後にご紹介する本は、貫禄違いの5000万部。著者は一部で悪名高いが、ブラッドベリ、アシモフ、S.キングらも絶賛のSF作家にして、トム・クルーズ、ジョン・トラボルタらが崇拝する宗教家L.ロン.ハバート。







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