ジュリアーノ・ジェンマという、イタリアの映画俳優がいます。現在はもう72歳で、芸術家になったようですが、数多くの西部劇などの名作で主演した大スターでした。
彼の28歳くらいの時の「南から来た用心棒」(原題は「アリゾナ・コルト」)や「怒りの荒野」等を見ると、そのカッコ良さに見入ってしまうほどです。顔そのものは、ハンサムではありますが、アラン・ドロンのような並外れた美男子という訳でもなく、割に普通かもしれませんし、スタイルも抜群ですが、これも、同じくらいの俳優は珍しくないと思います。しかし、彼の表情や、ポーズなどに圧倒的な雰囲気があると感じます。そして、そんな彼の、スポーツで鍛えた軽快な動きを見ていると、何か、「若いっていいな」と思います。日本のアイドルが典型と思いますが、若い美しさを売り物にするスターは多いのですが、ジェンマの輝きは全く特別です。だからこそ、決して恵まれたスタートではなく、学歴もなくて、バーテンダーやセールスマンを経験した後で俳優学校に入ったのですが、下積みの中からチャンスを掴んで成功したのでしょう。
その彼も、今は老人ですから、なおさら、若き日は過ぎゆくものだと感じざるを得ません。

永遠の青春というのは、誰しも憧れるものでしょう。
歳を取れば老人になるというのが常識で、それが自然なことと考えられていますが、稀に、それに従わない人がいるようです。
日本には、長南年恵(おさなみ としえ)という、43歳で亡くなるまで少女のような外見を保ったと言われる女性がいます。明治時代の頃ですから、43歳は老人と言って良いと思います。
書かれてから120年以上経った今も世界中で読み継がれ、ヘンリー・フォード(フォード自動車創業者である大事業家)が、自分の成功の要因と言っていた、ラルフ・ウォルドー・トラインの“In Tune with the Infinite”(邦訳『人生の扉を開く「万能の鍵」』)には、80歳でありながら、25歳以上に見えない女性の話があります。
彼女達の特徴は、長南年恵は、ほとんど食事をしなかったことで、トラインの著書の女性は、徹底した楽天家であったことです。確かに、少食と楽天主義は若さの秘訣と言えると思います。

アメリカの採鉱家ベアード.T.スポールディングが10名の調査隊と共に極東地域を訪れた時の手記である「ヒマラヤ聖者の生活探求」では、百歳をはるかに超えながら、30~50歳くらいの姿の男性の聖者が数多く登場し、その母親の女性が20歳くらいの大変に美しい姿をしていたりします。また、400歳でありながら、18歳は超えないと思われた、やはり非常に美しい女性の話もあります。そして、そういったヒマラヤの聖者達は、人間は誰でも、自分達のようにいられると言っています。
ジョージ・アダムスキーは、地球的には、やはり百歳をはるかに超え、数百歳の場合もありながら、男性では概ね30歳くらい、女性では20歳くらいの姿で、非常に美しい数多くの宇宙人達に逢ったと言います。しかし、宇宙人達は、やはり、地球人類も同じようでいることができると言ったようです。それはアダムスキーの著作などで詳しく見ることができますが、それを笑い飛ばす人が多いかもしれません。しかし、彼の本に書かれた哲学の素晴らしさを見ると、彼が全くのデタラメを書いたとは思えないというのが私の感想です。

いずれにせよ、従来のままの人類でいる限り、時代と共に多少は寿命が伸びていくのかもしれませんが、大昔から百歳位まで生きた人は少ないながらおり、根本的にはそう変わらないものと思います。
しかし、何か大きな変動により、人類に根本的な変化が訪れるかもしれません。そんな時がすでに来ているように感じます。







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