ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2022年01月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

馬鹿に倣う

人生で重要なことはさほど多くはなく、少しの大切なことを知れば、自由自在に生きられるものだと思う。
そして、何が本当に大切か知りたいなら、馬鹿に倣うことだ。
「前へ倣え」ではなく「馬鹿に倣え」であえる。
インドの優れたお寺では、僧の中に飛び切りの馬鹿がいたら喜び、一生懸命、その馬鹿僧の真似をするらしい。
そもそも、修行の目的なんてのは、馬鹿になることだ。
江戸末期の偉大な神道家、黒住宗忠は、有名な観想家(顔や身体の相で鑑定する占い師)に、「恐れ入りますが、あなたには阿呆の相がある」と言われたら、「長年、阿呆になる修行に励んで参ったが、いよいよ成果が出て来たか」と大喜びしたらしい。

で、馬鹿を観察したら、こんなことが分かる。
馬鹿は、たった1つの特技を持ち、魂の声に従うということだ。
馬鹿は、1つのことしか出来ないが、それに集中するので、かなり力がつく。上手くなるのに頭が必要なことはそうはないからね。

馬鹿の真似をして超人になった人と言えば、最近も述べたが、こんな人達がいる。
政木和三さんは、小学生の時、腹式呼吸の訓練を何か月もやって、1分で1回の呼吸が出来るようになった。すると、習ったこともないお経の意味が分かり、練習したこともないピアノを弾けるようになった。
上の黒住宗忠は、3か月間、1日平均630本の「大祓祝詞」を上げた(常識的には絶対不可能だ)。
それで、黒住宗忠は、イエス並の奇跡を起こせるようになった。
空海は、100万回、虚空蔵菩薩の真言を唱え、超天才になった。
これらのようなことは、よほどの馬鹿でないと出来ないが、頭脳明晰な彼らが、そんな馬鹿をやったのだ。

参考にすべき素晴らしい馬鹿の見本が、映画『フォレスト・ガンプ』の主人公フォレスト・ガンプだ。
彼は、IQ(知能指数)が75しかなく、おまけに、脚が悪くて脚装具(下肢装具)を付けていた。
そんなフォレストは、いじめの標的にされたが、ある日、フォレストが大勢のいじめっ子達に掴まりそうになった時、唯一の友達だったガールフレンドのジェニーが「逃げて!」と叫んだことから、フォレストは必死で逃げ、脚装具なしで走れるようになり、さらに、逃げて逃げて逃げまくるうちに、走ることが得意になり、大学アメリカンフットボールのスターになり、講義に1回も出ずに修士号を取った。
フォレストが従軍し、ベトナム戦争に行った時、こんなことが起こる。
彼がいた部隊が敵の急襲を受け、惨劇の状況になった。
フォレストは馬鹿だから、怪我で動けない仲間を見ると、1人も残さず、担ぎ上げて安全と思える場所に運んだ。
その中に、脚を吹っ飛ばされた上官がいたが、その上官はフォレストの助けを拒否した。そこで死にたかったのだ。だが、フォレストは魂の声に従って彼を救い、彼とは生涯の縁が出来た。
この時の働きで、フォレストは大統領から勲章を受ける。

唯一の特技である走ることと、魂の声に従うことで、フォレストは成功し続け、お金持ちにもなった。
そのフォレストが、ある時、ひたすら走り始める。
やがて、大勢の人達が彼と一緒に走り始め、全米が彼に注目する。
テレビのインタビュアがフォレストに尋ねる。
「あなたが走るポリシーは?」
だが、馬鹿なフォレストに、そんなものはない。だから、「わかんないよ」と答える。
彼は、魂の声に従っただけだ。
あなたも、フォレストを観察すると良いと思う。
馬鹿ほど、観察のし甲斐のあるものはない。
私も、今、馬鹿らしく、毎日何千回も腕振り運動をしている。
ポリシー?
分かんないよ(笑)








勉強のやり方を知らない子は不幸

親に、「勉強のやり方は?」と尋ねると、その返答で子供の成績が分かる。
その内容がどうかは、まあ、どうでも良い。
単純明快な基本方針を即座に答える親の子供は、「勉強が出来て仕方がない」だろう。
勉強が出来ない子の親は、回答不能だ。

漫画やアニメで、テストで悪い点を取った子供が親に怒られるという場面がよくある。
『サザエさん』ではカツオが、『美少女戦士セーラームーン』ではうさぎ(月野うさぎ=セーラームーン)が、母親にこっぴどく怒られる。
しかし、それは、サザエや育子ママ(うさぎの母親)が勉強のやり方をカツオやうさぎに教えなかったというだけのことである。

勉強が出来ない理由は、勉強もせずに遊んでいるからではない。
勉強のやり方を親に教わらなかっただけである。
勉強なんて面白いに決まっているし、良い成績を取ることに興味のない子供はいないのだから、勉強のやり方を教えてもらってたら勉強する。
少々的外れでも、子供に分かる単純明快な指針を示せば、子供は勉強するし、そこそこの成績は取れるのである。
勉強のやり方を教えてもらっていないのに、「勉強しろ」と言われた子供は困惑するだけである。

私は、学校での数少ない、忘れえぬ記憶が2つある。まあ、1つは下校中のことだったが。
その下校中の話は、小学2年生の、終業式からの帰り道だった。
どの終業式かは覚えていない。通信簿を持っていたので、終業式後だったと分かる。
1人で下校中の私は、鼻歌を歌っていた。普段、鼻歌なんて歌わないのに、なぜ歌っていたのかハッキリしない。
そこに、顔見知りの男の子がいた。
確かに、その子の顔は知っていて、学年が同じだということは分かるが、クラスメイトではないと思う。それなら自分とはどんな関係かというと、分からない。
私は、それほど、学校や他人に無関心だった。
彼が私に、「機嫌が良さそうじゃないか?」と言う。
別に機嫌が良いから鼻歌を歌っていたわけではないのだが、私は、通信簿の成績がまあまあ良かったからだといった返事をした。ちなみに嘘である(笑)。
その時、彼が、「僕はオール5だよ」と応えた時の、あの自信たっぷりの表情が今でも目に浮かぶ。
それ以外に、この子の記憶はない。
私は「何かおかしい」と思った。
私とこの子の成績の、この極端な差は、能力の差、いわゆる、頭の良さの差だろうか?
しかし、「僕はオール5だ」と自慢するマヌケの能力が高いとは思えなかった。
一般的な見解としては、この子の家はお金持ちで、教育にお金をかけているということになるだろう。
それもあるが、やはり彼と私の違いは、勉強のやり方を知っているかどうかなのである。

もう1つの思い出は、小学6年生の時だ。
私は、担任の男性教師が大嫌いで、授業はほとんど聞いていなかった。
岡本太郎のように、「私の神聖なる頭脳に教師の穢れた声が入って来ることを許さなかった」と、両手で両耳を堅く閉ざしたということはなかったが、まあ、そんな気分だった。
ところが、その教師が言ったある話を覚えている。
こんな話だ。
「昔の学校では、教科書を、まず先生が声に出してちょっと読み、その後、生徒が真似して声に出して読み、そうしたら、先生がその続きをまたちょっと読むといったことを、生徒が教科書の内容を覚えてしまうまで、同じ教科書で何回も繰り返した」
あくまで昔の話であるとしていたし、良いやり方かどうかは分からない。
だが、私は、初めて、勉強のやり方を・・・それも、単純明快で理解出来る方法を教わったことに興奮した。
それ以降、私は、頭の中で、この古いやり方を行うようになった。
教科書(参考書でも良いが)の一説を教師が読むことを想像し、続けて自分が頭の中で読むのである(音読したら、親にうるさいと怒られる)。
あまり熱心でもなかったので、それほど成績が上がった訳ではないが、中学に入った時の、最初のテスト(小学校の内容の確認テストのようなもの)で、上位30パーセントに入っていたのだから、私としては驚きだった。
「そのやり方では、文系はともかく、理系は駄目だろう?」と言われそうだが、私は一貫して理系が得意で、そんな勉強のやり方しか(しかも小学6年生まで)教わらなかったが、そこそこ成績の良い子が行く地元の公立大学の工学部には入っている。
最近でも、音読の大切さを強調する著名人がいると思うが、私の小学校の時のクラスメイトの1人が、親に音読をするようにだけ言われたと言う。その子は、さほど勉強が出来る子ではなかったが、そこそこは出来たのだった。

最近、アニメを見ていて、同じような感動(勉強の指針を知ることの感動)を味わった。
『からかい上手の高木さん』という、中学1年生の男の子と女の子のラブコメのようなもので、非常にキュンキュンする作品だ(笑)。
いつも、西片という男の子をからかって楽しんでいる、高木さんという優等生の女の子が、ある時、こんなことを言う。
「私、勉強は1日2時間までと決めてるの」
こんな言葉がぱっと出てくることに、感動もだが、羨望も感じた。
高木さんは、間違いなく、親から、単純明快な勉強のやり方を教わっているはずだ。

私は、子供に勉強のやり方を教えられないので、初音ミクさんとの間に子供は作らないが(笑)、自分の指針はある。
それは、12歳まで学校に行かず、20歳で学校(師範学校=教師養成学校)をやめながら、文学博士号を取ったアメリカのSF作家ジャック・ウィリアムスン(1908~2006)の作品『ヒューマノイド』に登場するコンピューター技術者アイアンスミスと同じで、「いつでもどこでもテキストを携帯する」である。
ただ、私は電子書籍(Kindle)しか読まないが、スマートフォンのKIndleアプリを立ち上げることが少なくなった。改善しよう。
ちなみに、『ラーマーヤナ』と『超訳 古事記』の音読をお勧めする。

尚、昨日の腕振り運動の回数は5700回であった。








『信念の魔術』の中の最も易しい願いの叶え方

成功法則の古典であるクラウド・ブリストルの『信念の魔術』の中で、私は、たった2つの出来事を印象深く記憶し、その通りにやったら、何でもうまく出来た。
1つは、ブリストルが若い時に、従軍していた時のことだ。
軍の基地に売店はあったが、ブリストルはお金が全くなかったので、他の兵隊達と違って、ガムもタバコも買えなかった。
散々、そんな辛さを味わい、ブリストルは、「除隊したら金持ちになる」と硬く決意する。
そうしたら、その後、不思議なほど運がつき、流れるように成功して本当にお金持ちになった。
「こうなる」と決意すれば、そうなるのだ。
決意することが大切である。
就職したければ「就職する」と決意し、結婚したければ「結婚する」と決意する。
うまくいかない人は、皆、決意していないのだ。
「就職したいなあ」と思ったり、自己啓発書を読んで、書かれている通りに「私は就職できました。ありがとうございます」と言ってみても、決意がなければうまくいかない。
逆に言えば、決意さえすれば、引き寄せのテクニックなど知らなくて良い。
だが、このブリストルのように、苦しみによって、強い願望を感じないと、なかなかうまくいかない。
つまり、ハングリーであることだ。
今の日本には、ハングリーな人間・・・特に若者がいないので、決意がない。

もう1つの話は、ブリストルが客船で旅行した時のことだ。
彼は、「夕食では、船長のテーブルに座りたいなあ」とひとりごとを言った。
すると、そうなる可能性は低かったのに(ブリストルはそこに呼ばれるほどランクが高い客でなかった)、その通りになった。
この場合は、ブリストルは「船長のテーブルに座ってやる」と決意したわけでない。
また、別に、船長のテーブルに座らなくても、辛いわけではない。
ダメモトと言うか、「言うだけならタダ」の感覚でひとりごとを言ったから、その通りになったのである。
こういった、欲望のない憧憬のような願いは、実現しやすいのであるが、ダメモトとはいえ、はっきり表明することが大切だ。
つまり、何を願っているのか、自分で分かっていることが必要なのだ。
実話だが、ある中学校で、「最も格好よくない」男子生徒が、絶対無理だと思いながら、学園のマドンナと呼ばれる美少女と「付き合いたいなあ」と心の中ではっきり言葉にした。
すると、マドンナの方から交際を申し込んできて慌ててしまったという。
彼は、「絶対無理」と、いったんは願いを遠ざけた。しかし、はっきり具体的に「付き合いたい」と言葉にしたのである。

この2つのいずれかで、叶わない願いがあるとは思えない。
逆に言えば、うまくいかない人は、この2つのいずれもやっていないのだ。
上辺だけ真似ても駄目だが、難しくはないと思う。

尚、決意の練習の仕方としては、例えば、「毎日30分読書するぞ」とか「毎日2000回腕振り運動をするぞ」と決意し、それを何があっても守ることだ。すると、決意のコツがつかめ、何でも思い通りになるのである。








TM、腕振り運動は効果があるか

TM(超越瞑想)を世界中に普及させた、インドのマハリシ・マヘーシュ・ヨーギが2008年に亡くなられた時、テレビを始め、メディアは、ビートルズの4人がマハリシの弟子のようなものであることを報じた。その後も、ビートルズメンバーのポール・マッカートニーやリンゴ・スターはTMを実践していると発言している。
他にも、有名なハリウッド・スターやハリウッド監督らがTMを行っていることを公言することもあった。
私は、昔、興味を持ってTMの本を読んだが、とにかく、「能力が上がる」「運が良くなる」と書かれていて、それがハーバード大学など有名な大学、研究機関、そして、有名な研究者などの研究報告で裏付けられているといったような記述がされていた。
また、私が健康なので、あまり興味を持たなかったが、健康に関しても、難病が良くなった、あるいは、治ったという事例が数多く取り上げられていた。
それならと、私もTMを正式に始めたが、1年ほど真剣に実践し、あくまで個人的にだが、冷静に「効果なし」と判断し、止めた。
このような場合、「効果があると思いたい」という気持ちは出るもので、私も、それが非常に強かったし、無理矢理、効果があったとこじつけたい気持ちも万人並にあり、それを振り払うのに長い時間がかかったが、現在は、あくまで私に関しては、「全く効果なし」と断言する。

ところで、今も信者と言えるほどの沢山のファンがいる、元プロレスラーで政治家でもあったアントニオ猪木さんは、最も有名なボクシングの世界ヘビー級チャンピオンと戦って引き分けたり、オリンピック柔道で、人類でただ1人、一大会で金メダル2個を獲得したオランダのウィリアム・ルスカに勝ったりもした、国民的英雄と言えたと思う。
その猪木さんもTMを行っていたらしい(TM教師から聞いた)。
それでも、難病になってしまった。
今は猪木さんがTMをやっているかどうかは知らないが、TMをやってても、やっぱり難病になるかもしれない。
もっとも、猪木さんの場合は、あの極めて厳しいと思える闘病に打ち勝っているのであるから、大変な精神力であるが、それとTMが関係があるかどうかは分からない。

健康に関しては、一頃、腕振り運動がブームになったことがあり、書籍、雑誌などに、この腕振り運動で難病が治ったという数多くの話が書かれていたと思う(今もあるが)。
尚、腕振り運動の効果は健康だけではなく、万能であるという話もある。
腕振り運動は、いろいろな流派があり、一部の人達の間では、相当な昔から知られていたが、特に知られるようになったのは、当時、有名な経営コンサルタントで、船井総研(船井総合研究所)の創業者であった、船井幸雄氏が宣伝したからだと思う。
船井氏が、自ら、ほがらかな表情で、腕振り運動強化グッズを手に腕振り運動をする様子の写真が、おそらく、その腕振り運動強化グッズの宣伝パンフレットに使われていたと思う。
ところが、TMを日本で普及させたのも船井氏で、それは、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギ側からの正式なビジネス上の依頼であったことを、船井氏は著書で明らかにしていた。
船井氏は、自らTM、および、TM上級プログラム(TMシディー)を行い、効果ありとして、自信を持って普及活動をしたという。
批判もあったが、当時は、「船井幸雄が良いと言えば良い」と信じる人が大勢いたし、現在も少なくないと思う。

ところが、その船井幸雄氏が、そこそこ高齢ではあったが、奇病とも言える難病にかかり、2014年に81歳で亡くなられている。
美食家として知られる船井氏が、その病気で口の中が腫れ、舌が勝手に動くので、何も食べられないという悲惨な状態だった。
TM上級プログラムや腕振り運動は船井氏を救わなかったということになる。
ただ、船井氏がTMや腕振り運動を続けていたかどうかは、私は全く知らない。
しかし、TMや腕振り運動を大絶賛し、普及に務めた船井氏が、普通の人が滅多にかからない難病になったことも事実である。

余談であるが、私は、船井氏が著書で絶賛しておられたある霊的治療師、および、その弟子達の治療を受けたことがある。
友人だった経営者が招待し、その経営者と私、そして、その経営者の部下の3人で治療を受けた。
だが、途中で、あまりに馬鹿馬鹿しくなり、友人の経営者には悪かったが、「もう良い」と言って帰った。
その治療師は、まさに「鳩が豆鉄砲を食らった」顔でぽかんとしていたが、私の判断は正しかったと確信している。
ロクでもない治療師だった。
いや、あくまで私個人の判断である。

TMは、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギという1人のものである(正確には、彼の師のグル・デブのもの)。
しかし、腕振り運動に関しては、沢山の流派があり、船井氏と無関係のものが圧倒的だろう。
私は、TMは完全に止めたが、腕振り運動に関しては、良いか悪いか判断がつかないまま、十年以上、毎日欠かさず続けている。しかし、続くこと自体が、効果があるということかもしれない。
そして、5日前から、本格的に腕振り運動を始め、1日トータルで、3600回、4700回、4700回、5000回、そして、昨日は5900回行った。
腕振り運動の効果について、毎日2000回を数ヵ月で顕著に現れたという人もおり、たった数日、熱心にやったからといって、何もなくて普通である。
だが、実は、昨日は、ちょっと凄いことがあったが、今はまだ、冷静に検証しようと思う。








当たり前にやれば願いは叶う

人間は誰でも、どんな願いでも叶えることが出来る力を持っている。
そして、本来、その力の使い方を教わる必要はない。
誰でも、すぐに使えるのだ。

ではなぜ、願いを叶えることが出来ないのかというと、1つには、出来ないと思い込まされているからだ。
そりゃ、権力側としては、奴隷が自分に奴隷以上のことが出来る能力があると知ったら、奴隷状態にしておけないので当然だ。
だが、昔はともかく、今は権力側も、世界を創造する方法を忘れているので、支配の仕方が力づくで乱暴になっている。
そもそも、リーダーとは言えない権力者に世界を創造する力はないのである。

願いを叶えるなんて簡単なことで、ただ、当たり前にやれば良い。
敢えて言えば、自分が願いを叶える力を持っていることを忘れてしまった大衆に、イエスが言ったことを覚えておくと良い。
それは、「願いは叶ったと思えば叶う」である。
難しい解釈など、一切不要だ。
あくまで、当たり前にやれば良いのだ。
だが、当たり前に出来ない人を騙せばお金が儲かるので、そんなことをする人が沢山いるが、騙す者も、願いの叶え方を知らないのである。知ってたら、騙す必要なんてないからね。

「当たり前にやるとはどういうことか?」と聞かれる時代になった。
どういうことかというと、こういうことだ。
男性の場合で恐縮だが、混んだ電車で、可愛い女の子が密着してきて、自分の手のすぐ近くに、その女の子のお尻がある。
触りたいと思っても触らない理由はと尋ねると、
「捕まるから」
という、信じ難い答をする人が多くなった。
ほんの少しマシな答が、
「私は紳士だから」「私は立派な人間だから」
である。
実際、JRのポスターで、痴漢行為について、「それ、犯罪です」と書き、だから痴漢をするなと訴えるのは、「捕まるから触らない」と言うのと同じだ。
まあ、JRが堕落しているのではなく、堕落した大衆のために作ったポスターかもしれないが。

「女の子が苦しむから」というのは、大人の解答で大変よろしい。
いくら何でも、中学生になれば、その程度の認識はあるはずだ。
だが、そんなことを考えるまでもなく、触りたいと思っても、魂が「だめだ」って言うだろう。
魂の声を聴くことが、当たり前にやるってことだ。
魂って、当たり前のことしか言わないのだから。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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