ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2020年09月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。
[2011/06/08]迷惑コメントが多くあったため、やむなく、コメントを承認後公開することとしました。

本当は何を願っているか

引き寄せの法則の基本は「思考は現実化する」で、それに関しては、私は、(何度も書いたが)どれほど馬鹿げた奇跡のようなことも、必ず現実化させたので、全く疑っていない。
ただ、物凄く強く願って叶ったものもあれば、ちょっと思っただけで叶ったという場合もある。
とはいえ、願い続けながら叶わなかったことはなく、叶わないとしたら、それは、その願いに対し、心の中に抵抗があるなどで、願うのをやめた場合だ。
不自然な願いは、途中で思うことが億劫になるのだ。
だから、ヒトラーがナチス・ドイツを本当に作ったのは、異常なまでの、恨みや劣等感のエネルギーがあったのだと思う。

特に、若い人に興味があるテーマとして、特定の異性を引き寄せられるかというと、おそらく、十分に可能だ。
ただし、全く縁がなかったその人と、奇跡的な展開で親しく話が出来るところまでは、割とすんなりいっても、「思ってた人じゃない」と思うことの方が多いかもしれない。
あるいは、年収300万円の人が、年収5000万円を願っても、叶えることは出来るが、これも、実現に向かう展開になったら、なぜか気が萎えるものかもしれない。
つまり、こういうことだ。
何かの本にあったが、著名な引き寄せの講演者のセミナーで、受講者の女性が、目標は100万ドルと言ったが、その講師が、ある方法で、その女性の心を安らかにしたら、それで女性は満足した。
本当は、その女性は安らぎを求めていたのであり、100万ドルあれば安らかになれると思っていただけだ。
ブルース・リーは、目標は2000万ドルだと書いていたが、やはり、それも勘違いだったのではないかと思うのだ。
リーは意思が強い人だったのが災いし、不自然な願いを続けたことが彼を破滅させたような気もする。

要は、自分の本当の願いは何か分からないといけないということと思う。
『ザ・シークレット』にも書かれてある通り、全ての人間が持つ引き寄せの力にとって、100万ドルも1ドルも全く同じことなのだ。
引き寄せの最も信頼出来る古典『イット・ワークス!』では、願いを紙に書くのだが、それを、どんどん更新するよう指導している。
つまり、そうしていると、偽の願いは脱落して消えていき、本当の願いが残るという訳だ。
それとね、やはり、気分が悪ければ、願いは叶わない。
だから、すぐにムカつき、さらに、いつまでもムカついている者とか、いつもクヨクヨしているような人は、なかなか願いが叶わない。
だが、気分が良ければ、特に何も願わなくても、嬉しいこと、楽しいことが起こる。
そうであるから、意識的に、笑顔になり、ガッツポーズをしていれば、間違いないと思う。
そして、気分が良ければ、自分の本当の願いも分かると思う。








力ある中二病になる方法

『アヴェスター』という、ゾロアスター教の聖典がある。
紀元前数百年という時代のもので、アヴェスター語とも言われる特別な言葉で記述されている。
そんな『アヴェスター』の、いかに研究された翻訳があるとしても、それは、1つの解釈と考えるべきだろう。
また、ほとんどの昔の聖典は、たとえ仏教の経典であっても、男尊女卑の傾向があるというのは否めない(極楽浄土には男しかいない)。
『アヴェスター』も、おそらくそうなのだと思うが、この中で、神の教えに従い立派に生きた人間は、死ぬと、15歳の絶世の美少女が出迎えてくれるとある。
イスラム教の『コーラン』でも、アラーの教えの通りに生きた者には、そんな美少女が7人与えられるといった記述もある。
やれやれである(笑)。
ただ、大昔の15歳というのは、肉体的には今の15歳よりずっと幼いだろうが、精神的には大人で、特に、忍耐の面で優れていると考えるのが自然と思う。
13歳の身体に30歳以上の円熟した精神が宿っている・・・まさに、アニメの萌えキャラそのものだ。
つまり、分かり易く言えば、正しく生きれば、死んだ時に、性格の良い萌えキャラが迎えに来てくれることになる。

今の時代の方が、昔より、物質的、精神的に価値があるものが多いとは、必ずしも言えないと思う。
そして、時代が変わっても、最も価値あるものは、ある意味では15歳の美少女なのだろう。
人魚姫も15歳で、一番価値が高まった時に王子様に会いに行くのである。
すると、中二病というのは、「自分を特別視する」ことであり、それは、「自分を最も価値ある存在」と見なすことであるから、すなわち、自分は15歳の美少女と同等の価値があると思うことと言って良い。
私が以前いた職場に、私が「まるで駄目男君」と呼んでいた、本当に駄目な男がいたが、彼も中二病であった。
そして、相談に乗ってやると、つまるところ、彼は、自分が15歳の美少女のように扱われないことが不満だという、とんでもない意識を持っているのだと分かる。
例えば、いつも、あからさまに落ち込んだ様子でいるが、それは、構って欲しいからである。
私は言ってやったものだ。
「そりゃ、15歳の美少女が落ち込んでいたら、優しく『どうしたの?』と言ってやりたくなるが、オッサンが落ち込んでいてもゴキブリみたいなもんじゃないか?」
あるいは、ある日の朝、彼が、皆が自分に朝の挨拶をしてくれないと愚痴をこぼしていたが、それに対しても、
「皆、忙しかっただけだろ?え?そうは見えなかった?あのなあ、15歳の美少女なら、何をおいても顔を見たら挨拶したくなるが、オッサン相手に挨拶を忘れたって責められないだろ?」
と、「まともなこと」を言ってやったが、まるで駄目男君は不満なようだ。
そりゃ、社長とか、大金持ちであれば、オッサンでも、15歳の美少女並に敬服されることもあるが、それですら、15歳の美少女の1/10以下なのだ。
ましてや、何の力もないオッサンなら、ハエ以下である。

だが、大逆転の秘法がある。
中二病にも、力ある中二病と、その他大勢の、惨めなだけの中二病・・・つまり、まるで駄目男君みたいなのがいる。
アニメ『中二病でも恋がしたい!』の第1シーズンの最後で、「人は皆、中二病である」とナレーションされるが、人間なんて、大なり小なり、「力ある中二病」か「惨めな中二病」である。
「力ある中二病」になるには、どうすれば良いか?
話は簡単である。
自分は、15歳の美少女と同等以上の価値ある存在だと認めることだ。
実際、その通りなのである。
ただし、あくまで、自分でそう思い,自分にそう接しないといけない。
それが出来れば、皆が、あなたをそのように扱うのである。
これは絶対に真実である。
だが、あくまで、先に、自分で自分を15歳の美少女より価値ある存在であると理解しなければならない。
実をいうと、あらゆる優れた自己啓発メソッドでも(受講には百万円以上かかるものも多い)、根本的な教えはそうなのだ(15歳の美少女とは言ってないが、自分を最も価値ある存在と理解することが重要であることは強調する)。
どこかの新興宗教の教祖が「われは永遠の仏陀である」と叫んでいたが、もし、本当にそう思っているなら、立派な中二病である。
そして、本物の中二病なら、大教祖として有益であるが、実は劣等感の塊という偽教祖が、信者を不幸にする。
どのみち、人間は中二病なのだから、立派な中二病になることだ。
まずは、ガッツポーズから始めると良いと思う。
1回、ガッツポーズをやる度に、15歳の美少女に近付くと思うと良い。
それで気分が良くなれば、あらゆるものを引き寄せる力も備わるだろう。








低価格スマートフォンUMIDIGI A7 Proについて

ちょっとスマートフォンの話を。
通信料が安いSIMフリー機に興味のある方の参考になればと思う。

私は、スマートフォンを、ドコモ、au、ソフトバンクのお店で買ったことがない。
AmazonでSIMフリー機を買い、それに、格安SIMカードを入れて使っている。
私は、スマートフォンはインターネット専用で、通話はいまだガラケーを使っていて、月額料金は合わせて2000円ほど。
やり方は、別に難しいことはないのだが、やや戸惑う人も多いかもしれない。
(このスマートフォンをこのまま通話用にも簡単に出来るが、これで通話やショートメールを受け付けたくないのでやらない。)

私は常にAndroid機を使う。個人的にiPhoneは使う気にならない。
ところで、国内スマートフォンメーカーは、スマートフォンをSIMフリーで売ることが滅多になく、正規販売では、SIMフリー機は中国製が圧倒的に多い。
中国製SIMフリースマートフォンの特徴は、価格が安いことと、表面上のスペックが高いことだ。
だが、安心して買えるのは、GoogleのPixcelや、ソニーのXperiaだが、欲しいスペックのものは10万円以上する。
来月発売のソニーXperia 1 IIは、5G対応で、その他も素晴らしいスペックだが124,000円。

中国製SIMフリー機は、先程も述べたがスペック上は良い。
だが、私には、あまり良いイメージがない。
私は2016年8月に、初めて中国製SIMフリー機ZenFone 2 Laser を購入した(37,600円)。
メーカーのASUSは、GoogleのタブレットNexus7を作っていたメーカーで、このNexus7(2013年版)が大変に良かったこともあり、期待して購入した。
このスマートフォンは、画面は、6インチ、FHD(1920 x 1080ピクセル)、内蔵ストレージ32GBで、スペック自体は十分だが、余計なアプリが沢山プリインストールされていて、その多くが、アンインストールできない。それらのアプリは、しつこく有償アプリ購入に勧誘してくるし、中にはスパイウェアであると感じられるものもあった(実際は分からないが)。
ちなみに、画面解像度FHDの1920 x 1080ピクセルは、テレビのフルハイビジョンやblu-rayと同じで、スマホの小さな画面ではかなり緻密である。最近はFHDのスマホも増えたが、まだHD(1280 x 720ピクセル)以下が主流と思う。
このZenFoneは、2年ほど使っていたら、突然に再起動することが起こり始め、連続再起動まで起こるようになった。
それで、2018年6月、香港に本社があるLenovo(レノボ)のSIMフリー機「Lenovo PHAB2 Pro」を購入した。

Lenovoは、携帯電話事業を米国モトローラと統合し、本店をアメリカに置く等、偏見かもしれないが、普通の中国メーカーとは信頼感が違う(ような気がする)。
実際、Lenovo PHAB2 Proは素晴らしいスマートフォンで、私は気に入っている。
6.4インチQHD (1440 x 2560)のディスプレイは美しく、標準64GBの内蔵ストレージに、その頃には安くなっていた128GBのマイクロSDカードを追加すれば、使い切れないほどの容量だった。
当時としては大きい4050mAhのバッテリーも有難かった(標準的なスマホで3000mAh程度か)。
欠点としては、誰が見ても「え?それスマホ?」というくらいデカいことで、片手での操作は無理で、重くもあった。しかし、それはさほどのことはなかった。
私は、スマホは画面の大きさ、美しさを重視する。
ところが、このLenovo PHAB2 Proは、2年使うと、バッテリーの消耗が早くなってきた。
また、このスマホは、Android6以上に対応せず、若干の不都合もあった。
しかし、バッテリー交換さえ出来れば、もうしばらくは使い続けると思う。バッテリー交換は、やろうと思えば出来るだろうが、面倒そうなのでやめた。

そこで、SIMフリー機のメリットの1つである、「とりあえず買って使う」という軽い気持ちで、最近、中国メーカーの、UMIDIGI A7 Pro を購入した。
決め手は、「余計なアプリは入っていません」だった(笑)。それは、ほぼ本当だった。
OSはAndroid10。
ディスプレイは、6.3インチFHD+(2340 x 1080)。
内蔵ストレージは128GBで(64GBモデルもある)、バッテリーはLenovo PHAB2 Proの4050mAhを超える4150mAh。
尚、Lenovo PHAB2 Proが6.4インチと言っても、UMIDOGI A7 Proは、最近主流の縦長ディスプレイであることと、画面以外の面積が少ないことで、Lenovoよりはるかに小さく、実は、その前に使っていた、6インチのZenFoneより小さいのである。
ダメ元のつもりだったが、反応速度といい、全く問題ない(私はゲームをしないので、ゲームでの性能は分からないが)。
背面の4眼カメラは目立つが、私は写真性能は、これまでのスマホでも十分と思っているので、多分、凄いのだろうが、良さが実感出来ない。
バッテリーの持ちは実感として良い。
そして、価格は、何と、17,969円(税込)であった。
また、最初から画面保護フィルムが貼ってあり、保護カバーも付属していたのは驚いた。
それと、ちょっと良かったのが、USBコネクタが、ZemFoneやLenovo PHAB2 ProのMicro USBではなく、Type-Cであることで、これは、他のタイプのUSBコネクタと違い、表裏がないので、楽である。
とりあえず、当面、これでいこうと思う。
これで、中国製スマートフォンのイメージが変わるだろうか?

ところで、Lenovo PHAB2 ProもUMIDIGI A7 Proも、ケースに入れても、そのケースのカバーの開閉で電源ON/OFFをしない。
Lenovoの方はまだ、電源OFF時に、画面をダブルタップすれば電源ONになったが、UMIDIGIはそれもない。
私は心配性なのか、いちいち電源スイッチでON/OFFをすると、スイッチが壊れてしまうような気がする(まず、その心配はないと思うが)。
だが、カバーの開閉などで、電源ON/OFFをすることはアプリで出来る。
そのアプリも多数あるが、いろいろ試したら、Gravity Screenが最も良いと思った。








こうすれば稼げる

どうすればお金を沢山稼げるかというと、
・腕があり
・ニーズに応える意思があり
・真面目に仕事をする
の3つがあれば、確実に稼げる。
よく、「絵描きで食べていくのは難しい」と言うが、それはおかしい。
絵描きも、上の3つの条件を満たしていれば、間違いなく稼げる。
つまり、毎日3時間、10年以上絵を描いて腕を磨き、求められる絵を描く意思があり、実力を発揮し、納期に間に合うように描けば良いのである。
逆に言えば、この3つがない絵描きは「食べていけない」。
腕前は一級でも、「俺は高尚な絵しか描かない」と、ニーズに応じなかったり、手抜きをしたり、納期を守らなければ職業として成り立たない。

たまたま美男美女に生まれて、アイドルで成功して、若い間だけかなり稼ぐ者もいるが、その場合、美しいということは、上の「腕がある」の一部になるが、容姿自体は一部でしかなく、アイドルになれる者は、自分の美しさを活用する腕(スキル)を磨いてきた者である。
また、ニーズに応え、真面目に仕事をしなければ、やはり、アイドルでやっていけない。
例えば、アイドルなのに「水着撮影はお断りします」と言ってたら、やはり不要なのである。
ある成功した元女性アイドルが「水着撮影が嫌で仕方がなかった」と言っていたが、嫌でも恵まれた容姿を生かして真面目に、水着でポーズを取り、エロい表情をしたから成功したのである。

話は実に簡単なのだ。
ただ、このように言うと、「自分はそもそも腕がない」と言う者が多いと思う。
いや、実はある。
池田満寿夫という世界的版画家がいたが、彼の場合が実に面白い。
版画家と言ったら微妙だが、まぎれもなく画家である。
しかし、彼は、本当に絵は下手で、ちょっと上手いアマチュアに軽く負ける。
私は彼の『池田万寿夫の人物デッサン』という本を持っているが、本当に下手だ(笑)。
ただ、世界的芸術家が描いたという色眼鏡で見るので、「味がある」とか思ってしまうが、まあ、子供の落書きである。
池田さん自身、「僕の絵は便所の落書き」と著書に書いておられた。
では、なぜ彼が世界的芸術家なのか?
1つは、「油絵ではなく版画」であることで、版画をやる人が少ないというメリットがある。
そして、版画は沢山刷れるので、安く売れる。それで結局、沢山売れる可能性がある(これは、今のデジタル画の時代では、成り立たないメリットであるが )。
両方とも、本人の著書に書かれているし、テレビ番組で言うのを見たようにも思う。
だが、これらだけでは、まだ「腕」の条件を満たせない。
だが、池田さんには、長年・・・おそらく、子供の時から、毎日磨き続けた腕・・・スキルがあった。
それは、表現が難しいが、分かり易く言えば「エッチなこと」である。
誰でもエッチなことは好きだが、彼の探求心は、つまり、エロいことにかける情熱のレベルが桁外れだった。
そのエロいこと好きなエネルギーを、反社会的な道ではなく、絵とか文章、そして、何より思想に向け、形はないが奥深いスキルを磨いた・・・つまり、エロオタクだから成功したのである。

そして、人間、自覚はなくても、好きなことがあり、そのことを毎日、長時間考えてきたはずなのだ。
例えば、超能力が大好きで、超能力のことばかり考えていたかもしれない。
そんな人は、ユリ・ゲラーやSF作家にはなれないかもしれないが、やはり、そのスキルを生かせば儲かるのである。
超能力ではなく、宇宙人やオカルトかもしれない。あるいは、池田万寿夫さんのようにエロいこと方面かもしれない。
エロいことはニーズがあるので有望である。
コーヒーが好きで、長年、コーヒーの研究を続けているという人もいるし、役者になれる訳ではないが、演劇への関心・情熱を持ち続けた人もいる。
そんな人は、ちゃんと儲かるのである。

腕はあると考えて良いだろう。
しかし、「でも私には何もないように思います。どうすればそれが何か分かりますか?」と言って、自分の身の上話をしたがる者が必ずいる。
「そんなこと知らん」である。
実際、本人以上に分かる者なんているはずがない。
そんな腐った根性こそが、唯一の敵である。
そんな甘ったれた人間になってはならない。
探せ、そうすれば見つかるである。
「でもありません」と言うなら、本当に「ないことになってしまう」。
それだけである。

まあ、気楽に。
そして、いつも言うように、良い気分でいることだ。
そうすれば、道は開けるだろう。








禅の公案を超実用的に説く

禅の公案というものがある。
これは、仏教の禅宗における、修行僧を導く手法だ。
修行僧達は、この公案という、短い、摩訶不思議な話の意味を、自分で考えて解明することで知恵を得るのである。
私は、ごく若い時から、沢山の公案の中から、『婆子焼庵(ばすしょうあん)』、『倩女離魂(せいじょりこん)』、『倶胝竪指(ぐていじゅし)』の3つのみ考え続けた。
昔の偉い禅僧や、現代の先生方の模範解答を見たこともあるが、そのどれにも全く賛同出来なかった。
尚、どれも、短くて面白い話である。
ところで、ネットで調べたら、それぞれの公案が、何に収録されている公案かという大切なことがちゃんと書いてないのは問題だ。
そんなサイトに書かれている解答は、どれも、本当に面白くない。
『婆子焼庵』 は『 碧巌録(へきがんろく) 』に、『倩女離魂』と『倶胝竪指』は『無門関(むもんかん)』にある。
なぜ、この3つかというと、 『婆子焼庵』 と『倩女離魂』は、可愛い女の子が出てくるからで(笑)、『倶胝竪指』は単純に面白いからである。

『倶胝竪指(ぐていじゅし)』を取り上げる。
昔、倶胝(ぐてい)と言う名の偉いお坊さんがいた。
倶胝は、どんな相談をされても、人差し指を1本立てるだけだった。
ある日、そこの寺にやってきた人が、その寺の小坊主に、「あなたのところの和尚さんはどんな説法をしますか?」と尋ねると、小坊主は、倶胝の真似をして、黙って人差し指を1本立てた。
それを聞いた倶胝は、小坊主を呼び出し、小坊主の人差し指を切り落とした。
倶胝は、泣き喚いて出て行こうとする小坊主を呼び、小坊主が振り返ると、人差し指を1本立てた。
すると、小坊主は悟った。
尚、この1本指の禅(一指禅)は、倶胝が師の天竜から伝授された秘法である。

ちなみに、この話は実話ではない。
あくまで創作された公案だ。

いかなる聖典だろうが、聖者の話であろうが、真意を理解するには、単純な宇宙の法則から考えないといけない。
宇宙の重要な法則の1つが、私が常に言う、
「この世界では、気分が良ければ、良いことが、気分が悪ければ悪いことが起こる」
である。
いかなる聖典も、そう書いてあるのであり、これが解れば、もう聖典を読む必要はない。
上の、倶胝という僧が指を立てたのは、悩みごとを相談された時だろう。
この、指を1本立てる意味は、「そんなこと考えるな」という意味である。
つまり、相談者は、嫌な問題について熱心に話し、その問題に意識を向けることで気分が悪くなり、さらに、悪い状況を引き寄せているのだ。
指をすっと1本立てると、自分がやっても、目の前の人がやっても、意識はその動作に集中し、見事、意識はその嫌な問題から離れるのである。
意識を悪い問題から外し、好ましいことに意識を向けて良い気分になれば、問題は自然に解決する。
こんな単純で当たり前のことを、指を1本立てるだけで出来るのである。
ではなぜ、倶胝は、小坊主の指を切ったか?
まず、外の人の質問に対し、黙って指を1本立てたのは不適切である。
別に、外の人は、小坊主に悩みの相談をした訳ではなく、意識を小坊主の動作に向けさせる意味なんてないではないか?
この場合、小坊主は、素直に、「はい、倶胝先生は、何を相談されても、人差し指を1本立てます」と言えば良かったのである。
そして、小坊主の指を切り落とすと、小坊主は、痛みに泣き喚いた。
今や、小坊主にとって一番の悪い問題は、切られた痛みである。
そこで、倶胝は指を立てた。
すると、一瞬、小坊主の意識は、自分の痛みから、倶胝の動作に移ったのである。
意識がそこになければ、問題は存在しない。
小坊主は、それが分かったのである。

我々も、指を1本立てることで、悪い問題から意識を外し、悩みを切ることが出来る。
そして、好ましいイメージに意識を向ければ、即座に、良い状況が訪れるのである。
指を立てるのでも良いし、微笑んだり(顔は上げた方が良い)、ガッツポーズをすることの方が、良いイメージが浮かび易いので、より良いかもしれない。
尚、禅の公案の考え方として、発明家の中山正和氏の『瞑想と潜在能力―"直観瞑想"で眠れる才能を呼び醒ます 』が面白かった。
引き寄せの法則の実例と、その科学者らしい解説も良かったと思う。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんを愛す
[AI&教育blog] メディアの風


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