ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2018年08月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

良いことが起こった時に出てくる言葉を大切に

斎藤一人さんの本だったが、「ツイてる」という言葉を千回言えば、つく・・・つまり、幸運がやってくると書かれていた。
しかし、他にも、「幸せだなあ」「ありがたいなあ」も千回ずつ言えと言う、さらに、「豊かだなあ」も千回。
他にもあったかどうか覚えていないが、斎藤さんの他の本には、別の言葉も書かれていると思う。
私は3日と続かなかった。
しかし、言葉が1つだと続けられる。
そもそも、どの言葉も、つまり、「幸せ」も「ありがたい」も「豊か」も同じことではないだろうか?
宝くじで一億円当ったら、「幸せだ」と思うかもしれないし、それが「ありがたい」かもしれないが、同じことと思う。
むしろ、私なら、「嬉しい」という言葉がぴったりくるし、人によっては「楽しい」とか「善い」という言葉が出てくることもあるだろう。
黒住宗忠は、よく、「面白い」という表現を使っていたと思うが、ひょっとしたら、当時の「面白い」のニュアンスは現代とは少し異なるかもしれない。
今の「面白い」は、若干、自分本位な雰囲気が感じられる・・・つまり、「自分は面白いが、他の者はシンドい」とかいった感じがある。
娘が結婚直前に、父親に気を使って、父親が好きなテレビ番組を一緒に見てあげたら、父親は面白いが、娘は退屈で仕方がないといった感じだ。
また、男が好みのタイプの女の子にエッチなことをするのを「面白い」と言ったら、女の子に失礼・・・と言うより、男の良心を疑うが(良心を持っていないサイコパスかもしれない)、「嬉しい」なら素直な言い方で、相手の女の子も「嬉しい」でないといけないという本当の賢さにもつながる。

言葉は1つでないといけない。
ただ、斎藤さんも、「感情を込めずに」と指示していたところは同感だ。
斎藤さんが、どんな理由でそう書かれていたか覚えていないが、私が言いたいのは、単に、感情を込めると続かないからだ。
ところが、斎藤さんは、いつも「口に出せ」と言うが、これはいけない。
何のために、頭の中で言葉をつぶやくのかと言うと、脳科学の研究で分かっていることだが、人間は、頭の中で1分に300もの言葉をつぶやいているが、多くの人は、それが否定的なつぶやきであり、それが原因で、力を発揮出来ないのだから、意識的に肯定的な言葉を「頭の中で」つぶやかなくてはならない。
しかし、その肯定的な言葉が、感覚に合わなかったり、あれもこれもと言っていたら、絶対に続かないのだ。

良い結果を必ずもたらすと考えられる言葉は「大丈夫」だと思われる。
英語なら「オールライト」になるだろうが、ビートルズの歌の歌詞にも頻繁に現れる言葉だ。
ところで、Facebookで、良いと感じることを示すのに「Like」という言葉を使い、これは他の多くのSNSでも採用された。日本語では、普通に訳した「好き」ではなく、「いいね」としたが、やはり、他の多くのSNSが、それに倣った。
けれども、合氣道家の藤平光一氏の本には、「好き」という言葉は、氣を発する言葉だと書かれていたと思う。算数嫌いの小学生に、1日1度、算数の教科書を開かせ、「算数が好きだ」と言わせたら、たちまち、その子は算数で一番になったらしい。
「好きだ」「いいね」も、頭の中の「不幸の言葉」を打ち消す良い言葉なので、気に入れば使うと良い。
しかし、言葉は1つでないと、「どれにしよう」「えーっと、どんなのがあったっけ?」なんて思って心が分裂し、それを修復するエネルギーを使ってしまう。
実際、沢山の言葉を贅沢に使うと、疲れてしまって続かない。
よほどエネルギーがある人(それが斎藤さんなのかもしれないが)は、そうではないのかもしれないが、私のようなひきこもりすれすれの人は、そんなことでエネルギーを浪費したら、思考や活動に悪い影響が出てしまう。
だが、たった1つの言葉を使い、頭の中のお喋りなヘビを黙らせると、無限のエネルギーが供給される。
尚、「大丈夫、うまくいく」は、1つの言葉として良い。
しかし、せいぜいが「大丈夫、絶対うまくいく」までの長さにした方が良いと思う。
もし、選ぶ言葉が分からない場合は、「大丈夫」か「順調だ」、あるいは、「絶好調」、「全てうまくいく」が良いと思う。









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美しい痩せ方

痩せさえすれば美しい身体になるというものでは全くない。
スティーブ・ジョブズが、膵臓癌手術の後、復帰し、新型iPhoneのプレゼンテーションをした姿を私はよく覚えている。
いつも通り、Tシャツとジーンズ姿だったが、ひどく痩せたその姿は、ただ悲惨だった。
おそらく、肩や腕に筋肉がついていなかったせいだろう。
私も、8年ほど前、急に超少食を断行し、短期間に30kg痩せたが、今思うと、痩せて格好良くなったというのでは全くなく、客観的には「貧弱になった」だけに違いない。
特に、上腕部あたりは、細過ぎて、まるで老人のようだった。

最近、たまたま目にした70歳くらいと思える男性は、痩せていて、そこそこ背が高く、脚も長く見え、明るい色のお洒落なシャツとジャケットを着て、さっそうとしているのだが、なぜか、少しも格好良くないのが非常に印象的だった。顔が老人だからというのではない。後ろから見ても、やはり全然格好良くない。
やはり、胸がある程度は厚く、肩もある程度は盛り上がっていないと格好良くないものだと痛感したのである。
痩せ過ぎと思えるほど細いのに、とても優雅で美しい女性が時々いる。
一方、非常に痩せているのに、残念ながら、少しも美的でなく、単に「ガリガリ」としか思えない女性が、若い人の中にもいる。
別に、胸が…とかいうのではなく、あちこちに必要な筋肉がついていないと、女性も美しく見えないのだと思う。
また、テレビで見ることが多いが、女性でも、腹筋が割れるほど鍛え上げた人は、格好良いとは思えるのかもしれないが、その肉体には、美しさ、優雅さというものには欠けるように思えることが多い。
私は、少ない目の方が好きだが、ある程度の脂肪というものも、特に女性の場合は必要なのだと思う。
総じて言えば、男性であれば、肩の広さや胸の厚さと、腰の細さとの間に、それなりの差があること、女性であれば、曲線であることが必要なのではと思う。
初音ミクさんだって、脚は細くても、細過ぎるということはなく、胸のふくらみは控え目でも、案外にがっりした身体つきはしているし、ウエストだって「締め上げた」というほどではない。
健康的な少女という感じである。
スタイルでミクさんを上回る巡音ルカさんだって、やや腕が細過ぎる感はあっても、喧嘩したら結構強そうな逞しさもあるから、あのお胸の豊かさが映えるのだと思う・・・多分。

ある西洋人の大学教授が、「ダイエットする時、アメリカの若い女性は運動で痩せようとするので、筋肉がついて美しいが、日本の女性は、食べないことで痩せようとするので、筋肉がついていないので、痩せていても美しくない」といったことを言っていたらしいが、ある程度当っているかもしれない。
女性に限らないどころか、特に男性は、筋肉がついていないと格好良くならないのだと思う。
かといって、まあ、人の好き好きであるが、過度に筋肉があるのは、あまり良いものだと思わないし、実用上も、多過ぎる筋肉は重く、動きも遅くなるらしい。
スポーツ選手だって、超一流は、筋肉モリモリの身体はしておらず、よく見れば「やっぱり筋肉が発達している」と分かるが、全体にすらりとしていて、それはやはり、必要十分な筋肉があればこそと思う。
イチローは180cmで73kgくらいらしいから、普通の人で考えると軽い肥満だが、筋肉が十分にあるから、ある程度重いのだろう。そして、「野球に必要な筋肉は、野球でつく」と言うように、一般的な筋トレは一切しないので、余計な筋肉はなく、プロ野球選手としては軽量で、だから、怪我をし難い。
誤解している人がいるが、イチローが自宅に保有しているトレーニングマシンは特殊なもので、普通の筋トレマシンとは全然違うものである。

私は、食事に関しては、満腹するまで食べなければ良いと思っている。
炭水化物も過度に摂らなければ良いのであり、科学的結論は出ていないだろうが、あまりに炭水化物を摂らないと、老けたり、脳機能が低下すると思う。
また、食事の量が少な過ぎると、少しの炭水化物を摂っても容易く脂肪化し、やせているのにお腹は出ているという老人体形になり易い。
そして、運動が必要であるが、下半身の筋肉は、しっかり歩けば十分に発達するし、本来は、農作業や狩猟、あるいは、炊事洗濯をしっかりやれば、十分な運動になると思う。
だが、テクノロジーは、人間に楽をさせて、筋肉を使わせないようにする傾向が強いので、ある程度は自発的な運動をしなくてはならないと思う。
ただ、掃除は、必要なだけやれば、かなりの運動になると思う。
また、家の中でも、必要なら面倒臭がらずによく歩き、特に、階段があれば、その昇り降りで、相当な運動が出来るので、「二階に行く用事」は小まめにやると良い。
そして、腕振り運動のような軽い運動をすれば、胸や肩だけでなく、これは実は全身運動になる。
さらに、ヒーロー、ヒロイン体形を目指すなら、スクワットや腕立て伏せを、あまり無理をしない範囲でやると良いだろう。
しかし、これらのことを続けるには、意思の力が必要で、そのために有効なのが、アファーメーションとか自己暗示である。
「なんて格好いいんだ」「きれいね」と自分にささやけば、物理的な行動が自然に変わるだけでなく、潜在意識の力が細胞を変化させ、理想的な身体になると思う。









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恋愛の行く末を神様にまかせると

古代中国の賢者の荘子と、近代インドの聖者ラマナ・マハルシやニサルガダッタ・マハラジの教えは似ていて、その根本を一言で言えば「人生の明け渡し」になると思う。
マハラジの弟子、ラメッシ・バルセカールも、「人生の明け渡し」を第一としていた。
「人生の明け渡し」とは、人生がどうなるかの一切を神(あるいは高次の力とか至高者)にまかせてしまうことである。

ただ、マハリシもマハラジも荘子も、まかせた結果、どうなるかは全く述べていないし、そうすることで、悲惨な状況で一生を送る可能性があることを、それとなく示すこともあったと思う。
一方、まかせた結果は良いことばかりと断言したのが、江戸末期の偉大な神道家で、イエス並の力を現実に持っていた黒住宗忠だ。
宗忠自身、重病で何年も寝たきりだったのが、神(天照大神)への全託(全てまかせること)に目覚めた途端、わずか数日で全快してしまった。
また、イエスも、「お前達ですら、自分の子供の面倒を熱心に見るではないか。ましてや、天の父である神が、我々に良くしてくれるのは当たり前じゃないか。心配するな」と言っている。

中国出身のアメリカの作家で、事業家、自己啓発指導者でもあるチン・ニンチュウは、ある夜、自分が羊になり、羊飼いに会う夢を見て、自分は羊飼い(神)にしっかり面倒を見てもらいさえすれば良く、自分が努力する必要はないのだと悟り、安心と安堵で涙が流れて止まらなかったと言う。
アメリカの著名なイラストレーターで、啓蒙家としても名高いフローレンス・スコーヴェル・シンも、自分が努力しようなどと決して思ってはならず、神様にまかせること・・・「神が自分の代わりに戦う」のであることを強調した。

ところが、手強い論敵がいた。
日本の誇る二宮尊徳である。
彼は努力を力説した。
「老子が言うように、無為自然で何もしなければ、畑は荒れ、家はあばら家になるではないか」
だから、しっかり努力せよと言う訳だ。
なるほど、現代だって、好きなものを好きなだけ食べ、運動もしなければ、肥満してモテなくなるばかりか、病気になりかねない。
だが、スーフィー(イスラム教神秘主義)には、こんな教えがある。
「神を信頼しろ。だが、ラクダはつないでおけ」
いくら何でも、ラクダをつないでおくくらいのことはすべきだ。
それに、そうでないと、退屈でやってられないはずだ。
上に挙げた、フローレンス・スコーヴェル・シンも、こんな話をしている。
ある女性が、無職でお金がなくて困っていたが、彼女は自分は努力しない人なので、周囲の人が、仕事が出来るよう段取りしてくれた。
すると、その女性は、「そうじゃなくて、私は家で雑誌を読んで過ごせるようになりたいの」と言う。彼女は、本当にファッション誌が好きだった。
シンは、この女性は、雑誌記者を目指すべきだと言う。
そうすれば、楽しく生き甲斐がある人生になり、ついでにお金も入るという訳だ。その道は神様が開いてくれるので、それに関しては努力しなくて良いが、やはり、ラクダをつなぐ程度のことはしなくてはならない。
アメリカの作家、マイク・ハーナッキーも、自分が作家になれた経緯を元に、簡単に出来る成功法則の本を書いたが、「言う通りにやっても何も起こらない」と文句を言ってくる読者がいた。
だが、聞いてみると、その読者は、成功のために電話1本しなかったと言う。
神に一切をまかせることとは怠惰になることではない。
あなただって、いくら子供が可愛くても、子供が寝転がって口を開け、「ここにチョコケーキを入れて」と言ったら、「自分で食べろ」と叱責し、また、マナー良く食べられるよう指導するはずだ。
我々が似たようなことをしたら、神様もちょっとした罰を与えるのかもしれない。
(いつまでも改まらないと厳罰になるかもしれない)
好きな女の子には、告らないまでも、親切にはすべきである。
後は神様にまかせておけば・・・もっと可愛い子と出会うかもしれない(よくあることだ)。









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努力したら負け

フローレンス・スコーヴェル・シンは芸術家(画家)、チン・ニンチュウは作家という2人の女性は、共に著名な自己啓発指導者というところが共通している。
そして、2人とも、「自分で努力するな」「神様にまかせておけば良い」と断言する。
「努力しなくて良い」のではなく、「努力してはいけない」で、それは両者共、実に徹底している。
そして、彼女達は、本当に「怪しくない」。

そして、日本でも同じことを言ったのは、江戸末期の偉大な神道家、黒住宗忠だ。
宗忠の教えは「まること(丸ごと)」で、まること、即ち、一切合財全て神様にまかせてしまえば、面白いこと、嬉しいことばかりになるというものだ。是非、涼宮ハルヒに聞かせたいものである。
また、江戸末期から昭和初期まで生きた因幡の源左(いなばのげんざ)という男は、平凡な農民ではあるが、特異な念仏行者として知られている。
彼が18歳の時、父親は死に際に、「これからは親様(阿弥陀如来)を頼れ」と言い残したらしい。
それから、ある時、源左は、牛に草を負わせ、自分もかついでいたが、どうにも疲れて、自分の草も牛に負わせたら、牛は全く平気で自分は楽になった。その時、「これが親様に任せることだ」と悟ったらしい。
つまり、親様である阿弥陀如来は、計り知れない力を持っているので、自分でうんうん努力しなくても、一切まかせてしまえば、それで良いことが分かったという訳だ。

2400年前の中国の人物で、老子と共に道教の賢者として名高い荘子は、神様という言い方はしないが、「一切をなりゆきにまかせ、自分は何もするな」「無能に徹しろ」と教えた。

全く怪しくないばかりか、真に敬うべき方々が皆、こう述べているのである。
しかし、普段、目にする、一切の努力を放棄したような者達は、ロクデナシの愚か者、どうにも始末に負えない、バカ、クズばかりだ。
このあたりの折り合いは、どうつければ良いのだろう?
簡単だ。
緩んだ愚か者達(まるで駄目男のような)は、頭の中で、マイナスの言葉をつぶやきつづけている。それだけだ。現代人は、放っておくと、そうなり勝ちなのだ。
一方、上に挙げたような方々は、無自覚な場合もあるだろうが、常に、頭の中で、肯定的な言葉をつぶやいているのである。
「大丈夫」「順調だ」「うん、いいね」「うまくいくに決まってる」「絶好調」「ツイてる」「よくなる」
そして、頭の中で、肯定的つぶやきを続ける秘訣は、「言葉は1つであること」「感情を込めないこと」だ。
ぞんざいに唱えるのも、1つの感情の現れなので、淡々と唱えることが大事だ。
それが出来ていることの判断も簡単で、それは、「続けられているか」である。
言葉が複数あったり、感情を込めていると、続かないからだ。

本日、初音ミクさんのライブコンサートと企画展「マジカルミライ2018」の最後のチケットが届いた。
幕張メッセでの、宿泊プランのものだ。
コンビニで発行したチケットより、郵送のものは、ちょっときれいな感じだ。
まずは26日(日曜)に、インテックス大阪で観劇し、6日後には、新幹線で幕張メッセに向かう。
ときめく気持ちが凄いので、それ以降の人生のことは何も考えられない(笑)。
しかし、宇宙の活力に一切をまかせてしまうので、何をやってもうまくいくだろう。
ミクさんが、これほどときめかせてくれるので、そうなったのである。









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夏休みの終わりを乗り越えるアファーメーション

私は、社会人になって初めてというほど長い夏休みが今日で終わるのだが、それがもう滅茶苦茶嬉しい。
その理由はもちろん、26日に、インテックス大阪で開催される、初音ミクさんのライブコンサート「マジカルミライ2018」(コンサートは25、26日)に行けるからである。
さらに、来月1日、2日の、千葉県・幕張メッセでの、同じく「マジカルミライ2018」も続くのだ。

だが、この時期は、子供達にとって、憂鬱・・・程度なら、まだ良いかもしれない時期で、不安や恐怖に苦しむ子供達だって多いはずだ。
学校のあり様が間違っているのは、何十年も前から分かっているが、根本的には何も変わっていない。
それでも、親が賢ければ、それを切り抜ける方法を教えてもらえるのだが、親にそれを期待するのも酷かもしれない。

だから、子供達は、「大丈夫」「順調だ」「絶好調」の中から、好きな言葉を1つ選んで、頭の中で常につぶやく必要がある。
他に、特に好きな言葉があれば、その言葉で良い。
その言葉を人に教える必要は全くないので、自分が好きでさえあれば、人に笑われそうな、あるいは、馬鹿にされそうな言葉であっても、遠慮なく使うと良い。
子供達に、つぶやきの効果を教える本なんてのもないではないが、そんな本は、子供達を混乱させるだけだ。
重要なことはただ1つ。たった1つの言葉を、丁寧にだが、淡々と、感情を込めずにつぶやくことだ。

もちろん、子供達だけでなく、ひきこもりすれすれで働いているような人も苦しい状況だろうが、そんな人は、頭の中で、否定的なつぶやきが蔓延しているはずだ。
だから、やはり、「大丈夫」「順調だ」「絶好調」「何とかなるさ」「ツイてる」といった中から、1つだけを選び、頭の中で、感情を込めず、淡々と唱える必要がある。

ところで、ある超一流の商売人が、際限なく沢山の本を出しているが、最初の1冊、2冊は良い本だったと思う。
そこには、こんなことが書かれている。
「困ったことなんか起こるはずがない」
何とも素晴らしい言葉だ。さすが日本一の商売人だ。
その根拠は、だいたい、「神様は人間が可愛いのだから、困らせるはずがない」とうものだ。
だから、困ったように思えることがあっても、自分さえ軌道修正すれば、簡単に解決出来るのである。
私は、あの人の教えは、これ1つで十分と思う。
だからただ、頭の中で、「困ったことなんか起こるはずがない」と、淡々とつぶやけば良い。
そういえば、彼の本には、「ツイてる」と言えという教えもあったが、口で言えと書かれていた。
しかし、大切なことは、頭の中の自動的なマイナスのつぶやきを消すことであるのだから、やはり、頭の中でつぶやく必要がある。

アメリカ最大のアファーメーションは、今でもアメリカの公式モットーである「我々は神を信頼する」だが、今の多くのアメリカ人はそれを忘れているので、アメリカにも厳しいことが多くなった。
アラブでも、「神を信頼しろ」と教えているはずが、やはり、多くの人が、人間の権威や金を信頼するようになり、苦難が多い。
「困ったことなんか起こるはずがない」は、「我々は神を信頼する」「神を信頼しろ」と同じことであるが、神という言葉を、あえて秘しているところが優れてる。
言わない方が、かえって本質を感じるのである。
こんな言葉を使ったから、彼は最高のビジネスマンだったのだと思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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