ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2017年04月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

本当に成功してしまう嘘がない方法

イエス様の教えでも、私には絶対出来ないと思うことが、「汝の敵を愛しなさい」だ。
しかし、これは、なかなか良いのではないかと思うようになった。

人間は、世界を支配したいのである。
しかし、まず、心を支配出来なければ、世界を支配出来るはずがない。
ところが、自分に出来る可能性があることは、心を支配することだけだが、きっと、世界は心が作っている幻のようなものなのだ。
だから、心を支配すれば、全てが叶うのだが、そのためには、心を躾けなければならない。

心を躾ける唯一の方法が、「心が嫌がることをやる」ことなのだ。
それなら、自分の嫌いな人を愛するなんて、最高の心の躾になる。
嫌いな人の幸福を祈るなんて、全く虫唾が走るだろう。
しかし、心の反発を抑えこんでそれをやれば、心は躾けられ、逆らわなくなる。
そうすれば、「私は金持ちになる」と思っても、心は逆らわず、ちゃんと金持ちになれる。

あるいは、好きなことを諦めるのも、心を躾ける素晴らしい方法だ。
チョコレートが好きでたまらなければ、それを食べないと決め、必ず守る。
上杉謙信のように、女好きでも、女を断つのも実に効果的だ。謙信は自分が生きている間は、戦では無敗だった。

嫌いな人の幸福を祈る。
好きで仕方がないことを諦める。
どっちをやれば良いのだろう?

山に埋められるか、海に沈められるか、嫌いな方を選ばせてあげる。
~『化物語』より。戦場ヶ原ひたぎが言ったらしいこと~

両方やれば良いが、まず、嫌いな方をやれば良いだろう。
何とも現実的で、本当に成功してしまう方法である。
だって、対価に見合ってるじゃない?









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本当の目標

私だけではないと思うが・・・という話から始める。
小学校低学年の時、「大人になったらなりたいもの」、つまり、「将来の夢」とかいうのを授業中に発表させられたり、作文に書かされると、子供達は、野球選手だの、歌手だの、デザイナーだの、保母さんだのと言ったり書いたりする。
しかし、私には、何もなかった。
いや、教師というか、大人に納得してもらえるような「なりたいもの」がなかったというのかもしれなかった。
他の子が誰か、何かのアニメのヒーローでも挙げてくれれば同調したかもしれないが、真剣になりたいわけでもない。
サンタクロースを信じるような歳でもないからね。
それで、一番近いものとして、「魔法使い」とか書くのだが、それは、子供っぽく、幼い夢ということなのだろう。
いや、十分、子供で幼いのだが。
そして、小学校も高学年になると、そんな答では許してもらえない雰囲気になり、仕方なく、「医者」とか書いたりするのだが、そんなもの、ちっともなりたくない。別に、お医者さんごっこを本格的にやりたいということもなかったし(いや、あっただろうが)。

ところが、大人になってから、当時人気があった自己開発セミナーに行った時、やっぱり、「将来なりたいもの」を書かされた。
セミナーの受講生達は、起業家だの、日本一、あるいは、会社一のセールスマンだの、作家デビューだのと書くのだが、やっぱり、私には何もないのだ。
それで、やむなく「賢者」と書き、「どういう意味か?」と聞かれたら、「具体的にはキリストのような・・・」というのは、ちっとも具体的でないようだ。
だから仕方なく、事業家とか書き、具体的な業種まで捏造しなければならないので、セミナーはもうこりごりとなって、結果、実にラッキーだった。

つまり、私は、子供の時から現在に至るまで、世間的な目標なんてものを持ったことは一度もなかった。
いや、学校で、「小学6年での目標」だの「中学生になるにあたっての目標」だの、会社の中での「本年度の目標」だのも、全くなかったし、ない。
ところが、社長でもない限り、会社でも、「今月の目標」だの、「今年の目標」なんてものを書かされる。
好きな漫才師の大木こだまさんではないが、本当に、「往生しまっせ」だ。

キリストも、なかなか大変そうなので、自分がなろうとは思わない・・・まあ、なれるはずがないというのは置いておいてね。
もっと一般的な聖者というのも、嫌悪感を感じるほどの馬鹿にしか見えないので、ちっともなりたくない。
つまり、やっぱり、なりたいものは何もないのだ。
一応、コンピュータープログラマーというかシステムエンジニアと呼ばれるものになったが、別に、「プログラマーになるぞ」とか思ってなったわけではない。
いや、思ったかもしれないが、それは単に、「自分が出来る範囲で、他の仕事よりマシそうに思えた」というのと、後は、なりゆきだった。
ひょっとしたら、プロスポーツ選手や芸能人、あるいは、政治家なんかでも、案外、そんな人は多いのではないかと思う。
大俳優の丹波哲郎さんなんて、「楽な仕事はないかな?」「そりゃ、俳優くらいだろう」「じゃあ、俳優だ」から俳優になったらしいし、プロレスラーのジャイアント馬場さんは、プロ野球でクビになった時、「そういえば、力道山にプロレスラーにならないかと言われたことがあったな」と思い出して、プロレス入りしたといったものらしい。

魔法使いとか、キリストや仏陀でも良いのだと思う。
『ヒマラヤ聖者の生活探求』や、『マスターの教え』を読めば、実際のマスターの姿が分かるので、マスターになりたいと「具体的」に思える。
ちなみに、『ヒマラヤ聖者の生活探求』に登場する大師も、英語ではマスターだ。
それら全てまとめて、マスターと言える。
つまり、マスター像というのは、人それぞれだ。
なら、人間はマスターになれば良い。
ただ、世間では、それは黙っているように。
そして、しれっと、社長になるだの、売上○千万円達成だのと言っていれば良い。
そんな目標、気が向けば、ついでに達成すれば良いのである。









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威風堂々になる秘訣

他人から軽んじられる、言い換えれば、重く扱われないという悩みを持つ人は多いと思う。
長年、修行をすれば、自ずと風格や貫禄が出てくるので、簡単に言えば修行不足ということだろう。
だが、長い間、苦労に苦労をしてきて、それが修行になっていると思うのに、ちっとも敬われないということが多いものだ。

『武士道』の中で、只者ならぬ雰囲気のある町人が出てくるが、その町人は、別に特別な人間ではない。
ただ、子供の頃からの臆病癖をなんとかしたくて、毎日、夕刻に必ず墓場に行くのだそうだ。
これがヒントになると思う。
楽しいことや、楽に出来ることではなく、ちょっと億劫なこと、ちょっと気後れすることを、毎日、決まった時刻にやることだ。
あまりハードルが高いことでは長続きしないので、ちょっとシンドイ程度のことを選ばなければならないが、そのハードルが低過ぎるのも良くないのである。

つまりね、心が静かであればあるほど、丁重に扱われるのである。
心を静かにするには、毎日、心を躾けねばならない。
毎日の修行に対して、心は、「今日はやめよう」と訴えるが、「そうはいかない」と言って、断固実行する。
それを繰り返せば、心を支配出来るようになるのだ。

『方丈記』の著者、鴨長明は、山の中で長年修行したつもりだったが、全然駄目であることに気付き愕然とする。
当たり前だ。
彼は、心が喜ぶことばかりやっているのに、それを修行だと大誤解していたからだ。
良いことだが、やりたくないこと・・・これが修行なのだ。

食いしん坊が少食をするのは、大いに修行になる。
だから、ちょっと苦しいという範囲で食の慎みに励めば、心を支配出来る。
心を支配するということは、自分を支配するということで、それは、世界を支配することでもあるのだ。

私の場合、初音ミクさんの歌を聴くのは、この上ない楽しみだが、修行もしなければならない。
修行不足なので、心がすぐにグラグラし、威風堂々としていない。
心が、「今日はやめようよー」と甘えたがることを、「じゃかましやー!」と一喝して断固やる。
それを1年365日、出来るだけ決まった時刻にやれば良いのである。
古い言い方だと、「己に勝つ」ということだろう。









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嘘も本当になる

「ザ・シークレット」とか「引き寄せの法則」とか、潜在意識の法則とか、ナポレオン・ヒルの成功法とかSMIとか、数多くの有名な、願望・目標達成法があるが、これらについて、「本当に効果があるのか?」、「そもそも、本当のことを言っているのか?」という疑問も多いかもしれない。
これらを作った人達は、人々をうまく騙して大儲けしようとしただけかもしれない。
その通りかもしれない。
しかし、それはどうでも良いことでね。
作った人にとっては嘘でも、信じてしまうえば本当になる。
逆に、作った側が真面目で誠実で有能でも、使う側が疑えば威力を発揮しない。
国を発展させた教条が、実は作った者はただの与太者だったなんて話があっても、少しも不思議ではない。
全然勉強が出来なかった者の怪しいアドバイスで有名校に合格する生徒だっている。

黒住宗忠というキリスト並の奇跡を起こせた神道家がいたが、彼が好きな話に、デタラメな仙人になる方法を真に受けた若者が本当に仙人になるという話があった。
つまり、宗忠もまた、何事も信念が大事だと言っていたわけである。
もちろん、馬鹿げていると思うことを信じるわけにはいかない。
しかし、信じてもいいやと思い、信じて得なことなら、そして、それで人様に迷惑をかけないなら、安心して信じれば良い。
スティーブ・ジョブズだって、「勇気、運命、人生、カルマなど、何でもいいので何かを信じなくてはならない」と言っていたが、そういうものなのだと思う。
完全な引きこもりで、誰ともうまくやれなかった私も、ジョセフ・マーフィーの教えを少し信じたおかげで、社会の最底辺には入れたのではないかと思う。
こと経済に関しては、わりと裕福だ。
これは、引きこもりにしては、あり得ない快挙かもしれない。

宗教に関しては、信心の強い人から金を巻き上げようとしている宗教団体があるし、そもそも、宗教というのは、現実的には、そんな面があるのだと思う。
だって、宗教家の生活は布施で成り立つのだし、宗教家だって贅沢したいだろうからね。
そして、宗教家は、信者に良いことを信じさせてあげれば、十分に高い布施に見合うのである。
ただ、私は、宗教に入る気は全くなく、沢山の宗教家や学者のイエスや釈迦の教えの解説も、あくまで、参考程度に見ている。
谷口雅春氏の『生命の実相』は実に素晴らしいし、五井昌久氏の教えも素晴らしい。
どれも良いという態度が一番と思う。
あれがこれよりレベルが高い・・・などと考えるようになれば、おかしくなってくる。
釈迦やイエスの生まれ変わりなんていない。
いるとしたら、あなたなので、それは黙っていることだ。

迷ったら、ジョセフ・マーフィーの本を1冊選ぶと良い。
立派な社長さん達の書棚を何度か見たが、マーフィーの本が1冊はあることが多かったと思う。
ただ、マーフィーの解説本は読まないことをお奨めする。
1冊を、出来るだけ淡々と、百回くらい読めば、金に困ることはないだろうと思う。









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光線銃を作るコツ

「これさえあれば大丈夫」と思えるものを持っていると良いだろうし、持っていなければならない。
ただ、一億円の預金通帳でも、自分で稼いだものでなければ、一番の災いになるかもしれない。
「何にもないから大丈夫」というのは、悟りの境地であるかもしれないが、本当にそうなれるのは、ほとんど死の直前か、よほど凄まじい人生を送らないと分からないことに違いない。

「念仏を称えているから大丈夫」、「聖書を読んでいるから大丈夫」、「法華経を読んでいるから大丈夫」と、心から思えれば無敵であるが、そうなるには、それなりの長い実践が必要である。
長い実践があれば、「俺は毎日スクワットをしているから大丈夫」という、他人からすれば意味不明、根拠不明であっても、本人はそれで自信たっぷりなのである。
つまり、長く、根気強い実践があれば、何でも自分の光線銃・・・最強の武器になるのである。
要するに、光線銃は自分で作らなければならない。
どこぞの国家のように、核兵器やミサイルを切り札にしようとしても駄目である。
なぜなら、最強の武器とは、「無理矢理作る」、「即行で作る」とは正反対の性質があり、「自然に作る」、「時間をかけて作る」ものだからだ。
ジョセフ・マーフィーの『あなたも金持ちになれる』を暗記するほどまで読めば、本の内容の良し悪しの問題ではなく(良いだろうが)、金に不自由することは決してない。
腕振り運動を毎日千回、1年間やり切れば、自分の中に不思議な力を感じ、それが自信や勇気を与えてくれるようになる。
まずは1年であると思う。

そうは言っても、普通は、あれをやったり、これをやったりで、なかなか安定しないものだ。
目移りするのが心の性質だからだ。心という言葉は「コロコロ」から来ているなんて説があったような気もするが、まあ、そんな感じかもしれない。
2つ、3つのことを同時に達成するというのは、それら全部で1つの何かだと思っている場合だけだ。

とりあえず修行と言うが、毎日行うそれは、自然でありつつも、少しは特別なものでなければならない。
例えば、散歩なら、自然かもしれないが、あまりに普通で、修行にはならない。
これがジョギングでも同じである。「健康のため」、「体力増強のため」という、ありふれた目的を感じてしまうからだ。
散歩やジョギングが、自分にとって特別に感じるなら話は別だが、普通は、なかなかそうはならないだろう。

私は、引きこもっていた19歳の時、ジョセフ・マーフィーの『あなたも幸せになれる』(文庫版では『マーフィー 努力嫌いの成功法』)を、少しずつだが毎日、2年読んだら、「世の中なんとかなる」という奇妙な自信が出てきて、その後、人生で苦労することはなくなった。
私は、たまたまその本だったが、マーフィーの別の本でも、また、誰が書いた本でも同じである。
ところで、最近は光線銃を、どこかに置き忘れたようだ。
「剣呑(けんのん。危ないの意)、剣呑。」(※)
※千石撫子が、暦お兄ちゃんと同じベッドで寝ることを、暦への「吸血鬼パンチ」で阻止した忍が言った言葉。別に撫子に危険はなかったと思うが、そうではなかったかもしれない。『撫物語』より。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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