ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

心の問題

子供というのは、ある種のストレスを受けると、何らかの病気・・・例えば、喘息とかアトピー性皮膚炎にかかるのだと思う。
例えば、こんなストレスが考えられる。
小学校の2年生とか3年生の子供が、学校で、テストの採点された答案用紙をもらい、母親に見せる。
その際、子供は、
「ここの問題は、先生は〇を付けてたんだけど、それは先生の間違いで、本当は×になると気付いたから、先生に言って訂正してもらった」
と言う。
この子は、自分の正直さを母親に褒めて欲しかったのだ。
ところが、母親は、
「この馬鹿!なんでそんな損になることするの!」
と激しく怒り、さらに子供を罵った。
実は、この子供が、採点をした教師に、「これが〇になってるけど、間違っているはずです」と申告した時、教師は確認すると、「あっそう」と〇を×にし、その分、点数を差し引いたが、それだけだった。
年齢が低いことから言っても、教師は、この子の正直さを褒めるべきだったし、自分のミスを指摘してくれたことへの感謝や、自分のミスを詫びても良かったかもしれない。
しかし、教師は、無言で採点を修正しただけで、むしろ、その子に冷たい態度だった。
この日の出来事だけで、この子が、ストレスから病気の原因を持ったとしても不思議はないと思う。
別に、教師や親が、極めて賢明であったり、人格者であることを求めているのではない。当たり前であることだけを求めたいのだが、今の世の中は、当たり前がなくなってしまっているのだ。
よって、子供の病気は増えているはずだ。

心理学者のアレクサンダー・ロイド博士は、あらゆる病気の原因が、ストレスが細胞記憶の中に持ち続けられているためであるとし、この細胞記憶を癒さない限り、病気は根本的には治らないと言う。
そして、細胞記憶を癒す技術として、ヒーリングコードやエネルギー療法を開発したのである。

私は、今、10日ほど、井本邦昭氏(井本整体主宰。医学博士)が教える、蒸しタオルを使った熱刺激療法を行い、その結果、乾癬という皮膚病の極めて厳しい状態から脱した。
しかし、この乾癬も、アレクサンダー・ロイド博士が言うような細胞記憶が病因であれば、これだけで簡単には治らないだろうし、実際、治りそうにない。
とはいえ、極めて苦しい状態を軽減出来たのは素晴らしいことである。
私には、皮膚病に関し、こんな暗い思い出がある。
十年近くも前のことかもしれない。
夜遅く、会社から帰宅の電車の中で、私は、1人の男に目を奪われた。
40代と思えたが、実際の年齢は全く分からない。
コロナの時代ではなかったが、彼は大きなマスクをしていた。
だが、彼はマスクを外した。
すると、顔全体が赤黒く、肌がただれたようになっているのが分かったが、正直、不気味だった。
重度のアトピー性皮膚炎か、あるいは、乾癬なのだと思う。そして、それは、顔だけでなく、おそらく全身だと思う。
彼は、隅っこのあまり人のいない所にいたのだが、たまたま私が近くにいたのだ。
彼は、スクリューキャップ式の、いわゆる軟膏ツボの容器を取り出し、キャップを開け、その悲惨な顔に軟膏を塗り始めた。
私は、彼に同情した。
きっと彼は、しょっちゅう、そんなふうに薬を塗らないといけないほど苦しいに違いない。
私がそうだった。
アトピーや乾癬で、例えば、会社から訪問先に電車で出かける時、停車駅につくと、トイレの個室に飛び込み、背中にスプレー式の痒み止めの薬を吹き付けないと、痒くてたまらないのである。
しかし、薬をつけて気持ちいいのは、ほんの数分で、すぐにまた痒みに襲われるのである。
そして、最近、私は、乾癬が強烈にぶり返し、顔が、あの時の男のように、赤黒くなり始めていた。
だが、熱刺激療法により、状態が良くなり、特に、爬虫類の肌のようにザラザラだった、腕や首や背名や胸の肌がスベスベになった。
まだ、脚は不気味な色だし、不思議とその脚は痒くないが、スベスベになった肌が、なぜかまだ痒い。
しかし、明らかに状態は軽減し、それだけでも奇跡的で、熱刺激療法の効果に驚いている。
だが、嬉しいよりも、思うことがある。
あの時、電車で見た、あの完全に赤黒くなった顔の男が、熱刺激療法を知っていたら、かなり改善したに違いないと思うのだ。
私の勝手な予想だが、熱刺激療法を全ての人が知れば、少なくとも医療の7割、そして、医薬品の9割以上は不要になる。
ただし、病気の根本原因は心にあるのだから、それは、ヒーリングコードなり、医療とは全く異なる方法を使ったり、あるいは、心の問題を根本的に考える必要があるだろう。

【お知らせ】
これまで、井本邦昭氏に関し、「医師、医学博士」と紹介してきましたが、井本氏は、医学博士ではあっても医師ではないという指摘をいただき、その通りでしたので、ここに訂正し、お詫びいたします。
指摘していただいた方にお礼申し上げます。
井本氏は、井本整体を主宰しておられます。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

偉大なる代替医療

代替医療(だいたいいりょう。医療の代わりに用いられる医療)とか民間療法と呼ばれるものには、医学を凌ぐような優れたものもあれば、デタラメなものもあると思う。
ただ、医療が否定している、あるいは、積極的に無視されていても優れたものもあると思う。
逆に、医療がとんでもなく酷いものであるという主張もあり、その中には、論理的でエビデンスのあるものもあると思う。

私が、これまで見た代替医療に属すと思われるもので、最も優れていたのは、故・政木和三さんが発明した神経波磁力線発生器と思う。
縦横高さ30cm×20cm×20cm(大体である)の装置に、直径20cmほどのドーナツ型のコイル(Mリングと呼ぶ)がつながれ、このコイルを患部に当て、特殊なリズムの強力な磁力線を送る。
私の友人の叔父さんが、末期の胃癌で、医者に、余命1か月と言われていた。
その叔父さんが、この装置を使うと、即座に体調に変化があり、十日後に検査すると、癌が消えていたと言う。
検査後の医者との対談に立ち会った友人の話では、医者は盛んに首をひねり、「元々の検査に間違いがあった」と言ったそうだ。もちろん、そんな馬鹿なことはあるまい。
また、私の父親は、無意識の状態で長期入院していたが、ひどい床ずれになってしまい、腰の肉が腐り、腰に不気味なほど大きな穴が空いてしまった。
放置した医療の不手際と言うだけでなく、床ずれを防ぐため、家族が父親の寝ている向きを変えようとしたら、それを止められたこともあった。
医者は、もう治らないと断言した。
そこで、神経波磁力線発生器をこっそり病院に持ち込み、医者や看護師が見ていないところで使っていた。
すると、みるみる腰に肉が着き、完全に元の状態に戻ってしまった。
この装置で治したと言うと、医者は黙っていたそうだ。

ただ、この神経波磁力線発生器は、販売業者の法律違反行為があったりで、販売禁止になり、政木和三さんも亡くなられてしまい、現在では、存在する装置も経年劣化しているはずだ。
私の家の装置も、数年前に壊れ、使えない状態だ。
神経波磁力線発生器を再現したという装置を、私は3つ知っているが、そのうちの1つは、効果が少ない粗悪品と聞く。残りの2つは良いと思うが、私は確認していない。

1つは、株式会社セルパワーの「セルパワー」
1つは、株式会社ケネストの「復刻版 超強力磁力線発生器 試作品」である。

尚、政木和三さんの神経波磁力線発生器の修理を、北野電機にて受け付けているらしい。

神経波磁力線発生器をクリニックで採用して、大きな治療成果を上げた医者もいた。
私が知る例では、「EM-X」との組み合わせで、やはり、末期癌を治した人がいた。
ただ、かなり回復はしたが、助からなかった癌患者も1人知っている。
また、あるビジネスマンは、学生時代のスポーツの影響で、腕が肩より上に挙げられなかったが、この装置を15分、肩に当てたら、簡単に上がるようになり、その場で装置を注文した。

ところで、面白いことに(?)、私は、この装置を持っていながら、自分に関する効果を全く体験していない。
装置が正常に動いていた時も、皮膚病(今は乾癬だが、昔はアトピーだったと思う)を患っていたが(幼い時から治ったことはない)、全く効かなかった。
頭痛がする時や、風邪をひいた時、また、メニエール病になった時にも使ったが、効き目はほぼなかったと思う。

ところが、私の皮膚病である乾癬(かんせん)に関しては、今、蒸しタオルによる熱刺激療法で、驚くべき成果を上げている。
現在、治療を始めて10日目くらいだが、上半身の胴体に関しては、ザラザラボコボコだった肌が完全にスベスベになり、本当に驚いている。
ただ、肌はスベスベなのに、痒みはあるという不思議な状態だ。
脚に関しては、今も、見るも無残な(笑)グロテスクさだが、触ると、スベスベであることに気付く。不気味な色が消えれば良いだけだ。
そして、おかしなことに、脚は痒くないのである。ただ、掻くと気持ち良いので、あまり掻かないよう注意しないといけない。
尚、痒くてもスベスベの部分は、かなり掻いても肌がほとんど荒れない。つまり、痒いということは、本来は、掻くことを身体が求めているのかもしれない。掻くことによって、異物を取り除く働きがあるのと、重病(癌など)のサインであるようだ。
尚、もう何年も前から、身体の一部の肌に特異な異形が発生し、最近、それが大きく酷くなり、かなりヤバいと思っていた。
それは、熱刺激でもなかなか治らないが、この数日、ついに、小さくなり始めた。
熱刺激は凄いのではないかと思う。
やり方を書いた、医師で医学博士の井本邦昭氏の『すごい熱刺激』を下に紹介しておく。紙の本とKindle版(電子書籍)がある。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

偉人の誓約

GAFAの一角であるアップルの共同創業者スティーブ・ジョブズは、特に若い時は、人間的に悪い評判もあった。
ところで、彼は、若い時、ヒッピーであったし、東洋思想に傾倒していた。
そんな彼が、インドに行った時のことだ。
そこで、ジョブズは、アメリカでは経験したことがない、スコール(突発的な烈風)に伴う猛烈な豪雨に野外で見舞われた。
そのあまりの凄まじさに、死の危険を感じ恐怖したジョブズは、他に頼る者のない中で神に祈った。
「助けて下さいましたら・・・善い人間になります」
ジョブズは死なずに済んだが、私は、この、ジョブズの神との約束は、冷笑と共に「守られなかった」と思っていた。
その後の彼の言動からして、そう思えたからであるが、今思うと、ジョブズは、それを守ろうとしていたのかもしれないと思う。
確かに、人間は、短期間に人間性を大幅に向上させることは、なかなか出来ない。
及第点に達するには、何年も、あるいは、何十年も、あるいは、一生かかっても駄目かもしれない。
しかし、決意することは出来るし、そうすれば、そうでない場合とは比較にならないほどの向上が期待出来ると思う。

危機的な状況に陥った時、神に祈る人は多いだろう。
しかし、普通は、お願いするばかりで、犠牲の誓約を差し出すことは、なかなかしない。そうしたくないと言うよりは、思いが及ばないのだ。
春日局は、幼少時の徳川家光が重病になった時、その回復を神に祈願し、それと引き換えに、自分は生涯、薬を服用しないことを神に誓った。もちろん、家光は無事に回復している。
上杉謙信は、戦での勝利を毘沙門天に祈念する際、生涯、女を抱かないことを誓い、それを守った。そして、謙信は、生涯、戦では負け知らずであった。
だが、ジョブズの「善い人間になる」は、単純ながら、最も好ましいものではないかと思う。

私は、先月(2021年12月)の初め頃、皮膚病が最も悪い時、神に祈ったとしても、そういった制約を思いつかなかった。
ここらが偉人との決定的な違いかもしれない。
皆さんは、願いと共に、是非、「善い人間」になるよう誓約されれば、偉人の仲間入りが出来るかもしれない。
今朝も書いたが、私は、せめて「立派な人間」になることを心掛けようと思う。まあ、相当時間はかかるだろうが、とにかく、そうしよう。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

武士道が大切になってきた

私は、武士道というものが好きではなかった。
武士道と言えば、新渡戸稲造(1862~1933)の『武士道』(原文は英語)と、江戸中期の書物『葉隠』の「武士道とは死ぬことと見つけたり」が有名と思う。
新渡戸が『武士道』をニューヨークで出版したきっかけは、アメリカに留学していた時、アメリカ人の女性に、「日本人は宗教を持たずに、どうやって子供に道徳を教えるのか?」と問われて困り、それなら、日本には宗教の代わりに武士道があるとして、この武士道を紹介するために英語で書いたのだったと思う。
しかし、そこに書かれているのは、日本人も知らない、高邁・難解な哲学や思想だった。

特に、新渡戸のというのではなく、『葉隠』も合わせ、武士道とは何だろう?
私は、最近まで、武士道とは、「武士の言い訳」程度に考えていた。
どういうことかというと、こういうことだ。
武士は特権階級で、働かなくても食べていける。
だが、戦争になった時には、領民を護るために命をかけて戦うのであるから、それも当然と言えた。
しかし、徳川の世になり、戦争など起こらなくなった。
だが、それでも、武士は働かず、のうのうと特権を謳歌している。
武士にも頭が付いている者がいたらしく、生まれながらの特権で遊んで暮らせることに後ろめたさを感じる者もいたようだ。
そこで、「せめて立派な、お手本になる人間になろう」と思って、「立派な人間とはこうである」という暇なことを考える人がいたが、その中にはなかなか頭の良い人もいて、そんな武士により、それなりに立派な武士道というものが出来上がったのだろう。その代表的なものが『葉隠』で、これは、佐賀藩士の山本常朝(やまもとつねとも)が口述したものである。

私は、「遊んで暮らせることが後ろめたいなら働けよ」と思い、あくまで特権を手放さない言い訳として考えられた武士道に批判的だった。
ところが、現代人には、武士のように、働かない者が増えてきた。
サラリーマンの多くは、毎日出勤していながら、大して働いていないし、中には、実質、ほとんど働いていない者もいる。
その代表が私だった。
確かに、良い会社とは、社員が働かなくても儲かる仕組みが出来た会社である。
しかし、その仕組みとは、賃金の安い工場労働者など、福沢諭吉の言う簡単な仕事とされる「力役(りきえき。肉体労働者)」に負っている。
さらに、ほとんど意識されないが、途上国の、子供を含めた貧しい人々の厳しい労働に、大いに依存しているのである。
我々が食べる美味しいチョコレートのために、貧しい国では、子供達が買われて親から離され、過酷な労働を強いられ、危険な仕事も多く、それで指を切断してしまっても、医者に診てもらえないなど普通である。
そういったことから考えると、特に、大手企業のサラリーマンや公務員等は、たまたま豊かな家に生まれたおかげで、良い大学を出て、楽に高い給料をもらっているのだから、武士と変わらない。
けれども、かつての武士のように、後ろめたさなどは持たず、もっと金や地位が欲しいという欲望だけで生きている。
だから、「立派な人間になろう」なんて考えは全くなく、そんなことを言ったら、「それ、何の役に立つの?」「コスパ、悪くね?」と言われることになるだろう。
たとえ、後ろめたさを感じても、自ら肉体労働者になることも出来ないのだから、せめて立派な人間になろうという、かつての一部の武士の心意気は良かったなあと思うのである。

自己啓発本を読むのは、かつての武士に匹敵するような身分の人が多いのだと思う。
ただし、立派な人になろうと思って自己啓発本を読むのではなく、引き寄せの法則などで、自分が豊かで幸せになるために読んでいる場合がほとんどと思う。
ところが、個人的な欲望のために自己啓発本を読んでも、成果が出ず、引き寄せも起こらない。
そして、気付くのである。
自己啓発本自体は、立派なものが多いが、それを読んで成果を出せるのは、「立派な人間」だけなのである。
それは事実である。
程度の低い人間が、いくら立派な自己啓発本や引き寄せの方法が書かれた本を読んでも、全く何も得られない。
もちろん、聖人君子になれと言うのではなく、どんな人間にも欠点はある。
しかし、自分に恥じないだけの立派な人間になろうと思わない限り、天や神や宇宙や潜在意識は味方をしてくれないことは確実である。
これには反発したい向きもあろうが、短期的にはともかく、その者の長期に渡る状況が示してくれているはずである。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ

成功とは

何年か前、どこかのWebサイトで見たが、初音ミクさんの会社クリプトン・フューチャー・メディアの伊藤博之社長が、ミュージシャンに関して話されたインタビュー記事があった。
伊藤社長が生まれた時からずっと住んでいる北海道から、ミュージシャンを目指して東京に行く若者が何人もいたが、皆、30歳くらいで諦めて帰って来る。しかし、その歳からでは別のことを始めるのは難しい・・・そんなお話で、要は、夢に人生を賭けるなといったことだったと思う。
ミュージシャンになるには才能が必要だ。
ひょっとしたら、伊藤社長自身もミュージシャンになりたいと思っていたのではないかと思うが、彼はそれにはチャレンジしなかった。そして、別にそれでプロになろうと思ったわけでもない・・・つまり、単なる趣味だったと思うが、電子音楽に熱中し、そうしたら、30歳くらいで、音源を扱う会社であるクリプトン・フューチャー・メディアを起こし、なりゆきで歌声合成ソフト(いわゆるボーカロイドソフト)の初音ミクを出したら大ヒットし、さらに、初音ミクがキャラクターとしても人気が出て、国内のみならず、アメリカ、ヨーロッパ、アジアの多くの国の大会場でライブをするという、当初、全く予想もしていなかった展開になってしまった。

ところで、そのミュージシャンを目指したが失敗して帰ってきた人達は、その後、どうなったことだろう。
すっぱり諦めて、真面目に働いているかというと、やっぱり諦めないまま夢を引きずる人もいると思うのだ。いや、大なり小なり、皆、そうかもしれない。
YouTubeの岡田斗司夫さんの動画で、こんな話があった。
48歳のある男は、作家志望だったが、ようやく諦めて働くようになったが、仕事が続かないと言うか、仕事に消極的な雰囲気だ。
岡田さんは、この男は、今でも夢を引きずっているのだと言い、それを非難されていた。
作家にしろ、YouTuberにしろ、注目を集める仕事で成功するには、やはり才能が必要で、いくら何でも、35歳くらいになっても駄目だったら、才能がないのだとすっぱり諦めろと、珍しく、厳しい口調で言われていた。
私は、それに共感する。それには、こんな思い出が影響している。
だいぶ前のことだが、テレビで、50歳とかを過ぎても歌手で成功することを諦めずに頑張っているという人達を紹介していたが、はっきり言って、それらの人達は、愚かで惨めだった。その後、成功した人は、まず1人もいまい。
才能もないのに、しがみつくことへの戒めとして、良い番組であったと思う。

ところで、誰からも成功したと思われている人が、自分では自分が成功したと思っているかは疑問なのだ。
日本で一番の野球選手はイチローだという意見が圧倒的と思うが、古いファンであれば、王貞治さんや落合博満さん、あるいは、張本勲さんや野村克也さんの名を挙げる人も多いと思う。
確かに、日本国内に関して言えば、いろんな意見があろうが、世界レベルで言えば、もう間違いなく、ダントツでイチローなのである。
だけど、そのイチローが、最後は力が衰えても現役にこだわり続けたのは、肯定的な見方もあろうが、彼が満足していなかったことを示しているのだと思う。
それで言えば、こんな分かり易い話がある。
日本で一番のプロレスラーはと言えば、ジャイアント馬場さんだ、アントニオ猪木さんだ、いや、力道山だという意見があると思うが、これも、世界レベルで言えば、格違いで馬場さんが一番だ。馬場さんはアメリカでも大スターだったが、力道山や猪木さんは、アメリカでは、それほどのスターではなかったと思う。
その馬場さんが、引退後は画家になろうと思っていたらしく、かなりの腕前で絵を描いていたらしい。しかし、プロのレベルかというと疑問である。だが、馬場さんは、元々、本当は芸術家になりたかったのだと思う。
プロレス界には、ジョージ・ゴーディエンコという、引退後、画家で成功した人もいたが、彼の場合は、怪我で若くして引退し、また、プロモーターでもなかったので時間があった。
その点、馬場さんには無理であった。
あのゲーテだって、相当いい歳になっても、イタリアで画家になることを夢見ていたという話もある。
このような人達は、案外、自分は成功していないと思っていたのかもしれない。
私がそう考えるのには、こんな思い出があるからだ。
私の知人に、立派な業績を持つ事業家がいる。大学時代に起業し、順調に業績を伸ばし、東証にも上場し、その後も、会社は盤石である。
そんな彼がある時、自分は、同窓会に行くのが嫌なのだと言う。
決して、彼は人付き合いが苦手なタイプではなく、むしろ、社交性のある人である。
それなら、彼くらい成功していれば、颯爽と同窓会に行って、元クラスメイト達に晴れがましい姿を見せたいと思うのではないか?
しかし、彼がぽつんと言ったことが印象的だった。
「あいつらには、どうも俺が成功者に見えるらしいんだな」
いや、どう見ても成功者である。
しかし、彼は、自分ではそう思っていないのだ。
私は、彼は、社長なんかではなく、現場仕事が好きなことを知っている。
実際、ある時期までは、社長をやりながらも、現場仕事にも精を出していたが、会社が大きくなり、社長業が忙しくて現場の仕事が出来なくなった。
そんな彼が以前、「俺が、いまさら部長にしてくれと言っても駄目だろうなあ」と言ってのは、冗談ではなく、現場に戻れない嘆きが入っていたのだろう。
そして、彼が時々、現場の人達のことで、「俺ならもっとうまくやれる」と言うのは、どこか悲しいものがあった。

才能がなければ、現実的に、思うようなものにはなれない。
しかし、才能があって、ひとかどの人物になったと思われている人だって、あまり満足していないものではないかと思う。
何かになることが、スターになることや、金持ちになるためであれば、ちょっと考え直した方が良いと思う。たとえ成功しても、後悔が大きいに違いない。








  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
Kay Twitter Home

執筆のご依頼




最新コメント


月別アーカイブ
記事検索
ブログバナー&Mail


メールはこちらへ

PV since 2010/09/08
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

人気ランキング参加中
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ ひきこもりへ


タグクラウド
QRコード
QRコード