アメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンが少年時代、もらった斧の切れ味を試したくて、父が大切にしていた桜の木を切ったが、そのことを正直に父に話したら、かえって誉められたという有名な話は、作り話かもしれない。
だが、長く伝わる話というのは、それなりの原因があるものだ。良い話であれば、そう思えば何かを学べる。
やはり、ワシントンが子供の時、彼が高い所から転落するかどうかして、慌てて駆けつけた大人に「大丈夫か?」と尋ねられたところ、「アメリカを救う英雄になる僕は、こんなことくらいでは平気だ」と応えたという話もある。
こちらも、事実ではないのかもしれないが、私は、本当かもしれないと思う。
と言うのは、この心構えが素晴らしいからだ。
たとえ思い込みでも、「僕は未来の英雄」と思い続けることが出来る子は、他の子達とは全然違ってくる。
人間が何かを思い込むきっかけは、ほとんどの場合、割につまらないものである。
しかし、どんな馬鹿げた誘因でも、何かを信じた者が、大物に、英雄に、あるいは、並外れた人物になるのである。
ジャンヌ・ダルクが、神の啓示を受けたと思うにいたった本当の理由は、今ではもう分からないだろうが、案外にありふれた、他愛ないことかもしれない。
だが、英雄を英雄にした出来事のほとんどは、たまたま起こった、ちょっと珍しい程度のことなのだ。
しかし、そういった、ほとんどの人が忘れてしまうようなことを、英雄は忘れずにいただけなのだ。
オーソン・ウェルズが25歳の時に、監督、脚本、主演をした傑作映画『市民ケーン』の中で、新聞社の偉い老人だったかともしれないが、彼が学生だった時に見かけた、白いパラソルを持った少女のことをなぜか忘れられない話をし、「人間はつまらないことを覚えているものだ」と言う。
だが、世間的にはつまらないことでも、霊的には重要な出来事かもしれないのだ。
あなたも、一度は英雄になる鍵を天使からもらっているはずなのだ。
しかし、ほとんどの人は、それを失くしてしまったのだ。
それは、子供の時に読んだ本の中の話かもしれないし、たまたま聴いた誰かの会話の中にあった話かもしれない。
あるいは、偶然に目にした光景から、魂の中に入り込んできた何らかの印象かもしれない。
そして、それは1つとは限らない。
1つは、偉大な指導者になるための鍵。
1つは、恐るべき悪党になるための鍵。
そのような鍵が、沢山あったのである。
ところが、学校や会社といった世間に平伏(ひれふ)すうちに、大切なことを忘れてしまったのだ。
だけど、覚えていないならいないで構わない。
あなたは、自分が人類を救う英雄であることを忘れてはならない。
そうであるからには、掟を持っているはずである。
エドガー・ケイシーは、毎朝、必ず聖書を読み、偉大な霊能力を持つことになった。
数学史上屈指と言っても良いと思う岡潔さんは、毎朝1時間、念仏を唱えていたと云われる。
だが、いかに偉大な人物であろうと、誰かの真似をする必要はないし、真似をしてはならない。
あなたはあなたの掟を持ち、それを厳しく守ると良いのだと思う。
私もそうしているところである。
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だが、長く伝わる話というのは、それなりの原因があるものだ。良い話であれば、そう思えば何かを学べる。
やはり、ワシントンが子供の時、彼が高い所から転落するかどうかして、慌てて駆けつけた大人に「大丈夫か?」と尋ねられたところ、「アメリカを救う英雄になる僕は、こんなことくらいでは平気だ」と応えたという話もある。
こちらも、事実ではないのかもしれないが、私は、本当かもしれないと思う。
と言うのは、この心構えが素晴らしいからだ。
たとえ思い込みでも、「僕は未来の英雄」と思い続けることが出来る子は、他の子達とは全然違ってくる。
人間が何かを思い込むきっかけは、ほとんどの場合、割につまらないものである。
しかし、どんな馬鹿げた誘因でも、何かを信じた者が、大物に、英雄に、あるいは、並外れた人物になるのである。
ジャンヌ・ダルクが、神の啓示を受けたと思うにいたった本当の理由は、今ではもう分からないだろうが、案外にありふれた、他愛ないことかもしれない。
だが、英雄を英雄にした出来事のほとんどは、たまたま起こった、ちょっと珍しい程度のことなのだ。
しかし、そういった、ほとんどの人が忘れてしまうようなことを、英雄は忘れずにいただけなのだ。
オーソン・ウェルズが25歳の時に、監督、脚本、主演をした傑作映画『市民ケーン』の中で、新聞社の偉い老人だったかともしれないが、彼が学生だった時に見かけた、白いパラソルを持った少女のことをなぜか忘れられない話をし、「人間はつまらないことを覚えているものだ」と言う。
だが、世間的にはつまらないことでも、霊的には重要な出来事かもしれないのだ。
あなたも、一度は英雄になる鍵を天使からもらっているはずなのだ。
しかし、ほとんどの人は、それを失くしてしまったのだ。
それは、子供の時に読んだ本の中の話かもしれないし、たまたま聴いた誰かの会話の中にあった話かもしれない。
あるいは、偶然に目にした光景から、魂の中に入り込んできた何らかの印象かもしれない。
そして、それは1つとは限らない。
1つは、偉大な指導者になるための鍵。
1つは、恐るべき悪党になるための鍵。
そのような鍵が、沢山あったのである。
ところが、学校や会社といった世間に平伏(ひれふ)すうちに、大切なことを忘れてしまったのだ。
だけど、覚えていないならいないで構わない。
あなたは、自分が人類を救う英雄であることを忘れてはならない。
そうであるからには、掟を持っているはずである。
エドガー・ケイシーは、毎朝、必ず聖書を読み、偉大な霊能力を持つことになった。
数学史上屈指と言っても良いと思う岡潔さんは、毎朝1時間、念仏を唱えていたと云われる。
だが、いかに偉大な人物であろうと、誰かの真似をする必要はないし、真似をしてはならない。
あなたはあなたの掟を持ち、それを厳しく守ると良いのだと思う。
私もそうしているところである。
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